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飲み会が嫌いだったけど

お酒に弱く泣き上戸な私は、仕事でもプライベートでも、飲み会が「本当に」苦手だ。

特に辛かったのは、ある飲み会の後、一晩中泣き叫んでしまい、後輩に介護される羽目になった経験だ。

涙が止まらず、感情のコントロールが効かない状態で周りに迷惑をかけてしまい、それ以来、飲み会自体が怖くなってしまった。

完全在宅勤務での変化

現在私はフルリモートで仕事をしている。
苦手な飲み会とはおさらばだ!と思っていたのだが…

この生活が始まってから人と直接会う機会が減り、同僚に対しても「画面の向こう側の人」と距離感を感じることが多くなった。

その中で、以前は嫌だった飲み会が、実は人間関係を深めるための重要な場だったのではないかと気づき始めた。

飲み会は、仕事の延長線上でありながらも、リラックスした雰囲気の中で同僚との関係を築く場だったのだ。(お酒を飲んでしまうと自分はリラックスできないのだが)

飲み会は、直接会って話すことでお互いの理解が深まり、職場でのコミュニケーションもスムーズになることが多い。

オンライン会議だけでは伝わりにくい微妙なニュアンスや感情も、対面の飲み会では自然と共有される。

一番大事なのが、「なになにさんと誰々さんの関係性」とか「あのプロジェクトが何故なくなったのか」など、直接的に業務に関係無いが知っておくと少し心構えができるような話題が手に入ることだ。

これを面倒と感じるか、貴重な情報源とするかは人それぞれだが、今の私にとっては(頻繁には嫌だけど)聞きにいきたいと思えるものだ。

最近会社の飲み会(オフライン)に参加し、画面の向こうの同僚たちと実際に話すことで、そんな飲み会の役割を改めて実感した。

飲み会の代替案

しかし同じ飲みの場でも、バーベキューは大好きだ。ぼんやりとせず、その場に「役割」があって、間接的にコミュニケーションを取れるのが魅力的だ。自分のペースで楽しむことができる。

私は飲み会は嫌いだが、バーベキューでは肉を焼いたり野菜を焼いたりすることで、直接的な会話なしでもコミュニケーションを取れるので魅力的に思う。話したくなければひたすら肉を焼いていればいいのだから。

陰キャ、料理沼

飲み会と違って、自分のペースでコミュニケーションを取れる場は非常に貴重だ。

これからの飲み会について

コロナ禍でオンライン飲み会が流行ったが、あれは良くない。
何がダメかというと、5人参加したとしてちょっとAさんとだけ話したい、みたいな自然の流れができないのが良く無い。
皆横並びに、同じ内容の会話を5人で続けるのは結構苦痛だ。

できるだけ飲み会はオフラインがいい。飲み会否定派の私だったが、年1~2回なら逆に参加させて欲しいと思う。

もちろん、アルコールを控えめにする、お酒を飲まない理由を正直に伝える、途中で退席するなど、自分に合ったペースで、お酒を飲んで気分が良くなっている人たちの正直な言葉を聞きにいきたい。

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