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どうしたら話がうまくなるのか

どうしたら話がうまくなるのか。
逆説的ですが、人の話を聞くことです。
人の話を理解しようと努めれば、
自分にない人の性質や発言の真意を想像するでしょう。
ひいては聞き上手が話し上手になるんです。

故 桂歌丸さんの言葉だそうです。
2016年にメモしていましたので、当時はまだご存命でした。
ご存命とは言え、80歳くらいの方の言葉には含蓄があります。
話術の優劣はあるものです。
コミュニケーションが苦手な方にも色々な理由があると思いますが、1つは話の上手さについて自信がないことがありそうです。
頭の中に話のネタはあるのに上手く言葉にできない、という悩みを聞いたことがあります。
それを克服するには話し続けるという方法もあるのでしょうけれど、聞くことの場数を増やすこともひとつの方法だと思います。
言葉の数(ボキャブラリー)も増えますし、表現方法やイントネーション、文章の組み立てなど、他の人が話される言葉には、色々と学ぶものがあります。
何かを上達するためには、意外と遠回りするのが最短ルートだったりするのでしょうね。
聞き上手の話し上手を目指したいものです。
「きく」には「聞く」と「聴く」があって、このふたつも上手く使い分けたいな。

同じメモに、桂歌丸さんが話されている道についての一節もありました。

その道が広くなるか狭くなるか。
平らな道かデコボコ道か。
それは自分の歩き方次第。

ことによると、途中で土砂崩れにあうかもしれません。
でも、わたしにはこの道しかないんです。

人生を道に例えることがありますが、自分の道がどんな道であれ、未知のこれからを楽しんで踏みたいものです。

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