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バベルの塔
バベルの塔
旧約聖書の創世記第11章に現れる巨塔
人びとは天にも届く塔を建てようとしたので
その高慢に怒った神は
言語を混乱させ
人びとを各地に散らして完成を妨げた
コミュニケーション不足は塔を崩壊させる
子どもの頃「バベルの塔」の絵画のジグソーパズルを作ったことがあります。
かなりのピース数の大作で、かなり時間をかけて完成させた記憶があります。
ジグソーパズルに使える時間があるって、自分にとって穏やかに時間を使える時代だったのかなと、そんな気がします。
さて。
教訓めいた画像を手持ちの端末にいくつか保存しています。
まさにかつてジグソーパズルで向かい合った「バベルの塔」の絵画の画像データもそのひとつです。
画像データのファイル名にメモ代わりにと記録していたのが冒頭の文章です。
バベルの塔はとても高い塔。
人間たちが建設していると、その途中に神様の逆鱗に触れて崩壊する話だったと思います。
僕は神様による、人の技術(力)とその奢りへの警鐘なのかと思ってました。
その意味合いもあるのかもしれませんが、システム化していく人の世のコミュニケーションの不足、人への無関心の蔓延にも警鐘を鳴らしたというストーリーが本筋なのかもしれませんね。
何かを得る時、別の何かを失うのは個人にも、組織にもあるのだと思います。
メリットにはデメリットがあり、長所は同時に短所でもあるように、世の物事は想像しているよりもかなり高度に、複雑にうまーくバランスしているのかもしれませんね。