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己を知る

分とは人の器の大きさを言う。
大きければ良い、小さければ悪いというものでは無い。
大切なのは「自分の分の大きさを知る」ということである。

2024年の年末に俳優の高倉健さんを偲ぶ番組が放送されていました。
冒頭の引用は、演じる予定だった次の映画の台本のセリフで、生前の高倉健さんが赤鉛筆で印をつけていたセリフだそうです。
人としての分(ぶん)、器(うつわ)の大きさについて、僕はより高貴でより大きくて広い方が良いと思います。
自我が強いより利他でありたいと思うし、小さなことに固執するのではなく大局を見て判断できる人でありたいと思っています。
ただ、実際はというと自我や自利の強さも感じますし、小さなことにも気を取られたりします。
そんな自分の実態を知る事は大事なことなのでしょうね。
行く先、理想像が見えていても、自分の立ち位置が不明だと取るべきアクションが明確にできません。
結果、現在位置を認識できる人は強い人だと思います。
分を高め、器を広げられる人かも。
学びをもらえる良い番組でした。

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