
心の形
「結婚相手をどう選べばいい?」
「心の形がピッタリ合う人を選びな。
でも心の形は年齢と共に変わるから
結婚したいと思った時に
心の形が合ってる人を見つけたらいい。」
Xで目に留まったやり取りです。
6歳の女の子とお笑い芸人の小島よしおさんのやりとりらしいです。
これは結婚相手の話ですが、極論かもしれないけど全ての人間関係にも当てはまる気がします。
自分の心の形って、年齢や、置かれた状況とかで変わっていくのが普通だと思います。
大病を患ったりすると死生観は変わりますし、大金を手に入れると価値観も変わるのでしょう。
初恋の人に、時間を経て再会しても、心が踊らないように、かつて話の合った友人に久しぶりに再会すると、何だか話が弾まないことがあるのは、疎遠になっていた時間だけが原因ではない気がします。
もちろん、久しぶりに会ったら昔みたいに話が弾んで止まらない人もいるでしょうし、初恋の人に久しぶり会って若かりし頃の想いが再燃することもあるのでしょうけど。
心の形は変わって行くもの。
ただ、心の形の基礎形みたいなもの、自分の根幹の形みたいなのは変わらない気もします。
この魂の形みたいなものがマッチする人の存在は、人生の宝物だと思います。
映画「インターステラー」みたいに、それは物理的な距離や時間を超えた宝物です。
メンターと呼ばれるような存在。
あるいはソウルメイトの方が相応しいかも。
家族や恋人、同僚、仲間、有名人や過去に生きた偉人でも良いのかもしれません。
「あの人も頑張っている(頑張っていた)から、僕も頑張る」と思える存在を得ることは、生きることのひとつの目的、意味と思うのです。