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高い壁を乗り越えた時
その壁はあなたを守る砦(とりで)となる

日々色々な壁が現れますね。
小さな段差くらいの壁から、そびえ立つような大きな壁まで。
緊急性の高い目前に迫った壁もあれば、そのうちのんびり越えればOKかなぁってスロープのような壁もある気がします。
自分は壁だと認識しているけど、他の人は壁と認識していない、なーんてことも。
力量や経験によって壁は壁だったり、壁じゃなかったりするのでしょうね。
壁も色々です。
ある仕事をしているところに、他の会社がその仕事を新しく始められ、ライバルとして浮上してくることってありますよね。
二匹目のドジョウ作戦です。
平和に暮らしていた村に、知らない人たちが侵入してくるようなイメージ。
「参入障壁(さんにゅうしょうへき)」は経営の勉強で割と聞く言葉ですが、他社がライバル化し自社の前に現れるのを阻む壁のことです。
自社が新ビジネスへ新規参入を図りたいのに、それを阻む壁という視点でも使いますね。
その事業は利益が出せる美味しい事業、しかし参入するには多額の投資が要る、難易度の高い資格が要る、大勢の人手が要る、デジタルツールの高度な知識が要るなど…。
自分視点で考えると、過去に自分が越えてきた壁が、他者が自分のライバルになるための「参入障壁」=「砦(とりで)」になってくれると思います。
いかに高い砦を築くか、いかに相手の砦を無力化できる能力を身につけるか。
"攻撃は最大の防御"という言葉にも通ずる気もします。
「難易度の高い資格」という鉄壁の砦を築いても、「圧倒的な人懐っこさ」みたいな戦法でまんまと侵入を許してしまうことがあるのも、壁や砦の側面の気もします。

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