迷っている人に伝えるなら
先日、教育についての講演を聴きました。
教育と言えば未成年を対象に行うものとイメージしがちですが、僕は人生が続く限り続くのが教育の機会だと思っています。
先日の講演でも、「企業は最終教育機関」というフレーズがありました。
さて、迷っている人に何かを伝える時、やってしまいがちなのが指導ですよね。
自分が経験したことのある全く同じ迷いなら、指導もできるのかもしれません。
でも変化の大きい時代ですし、自分の経験と全く同じ経験でも周囲の状況は違いますから、指導がパチッとはまるかどうかは分からない気がします。
その点で、指南というのは良い気がします。
自分のコンパスを意識してもらい、どっちが向かうべき方向かを考えてもらう。
類似の問題に触れることがあっても、自分自身で考えることもできそうです。
答えそのものではなく、答えの導き方を教える
それが指南なのでしょうね。