ナスビとキュウリ
森岡毅さんの「苦しかったときの話をしようか」からの抜粋です。
この書籍は名著だと思います。
組織にせよ、個人にせよ、得られる成果はその組織や個人の持っている「強み」から生まれるものです。
「弱み」から生まれる成果はないのだと思います。
ラッキーとかはあるかもしれませんし、「弱み」のように見えて、実はそれは「強み」だった、ということもあると思いますが。
森岡毅さんは、たとえにナスビとキュウリを挙げられていますが、ナスビである自分がどう逆立ちして頑張ってもキュウリにはなれないのは当然です。
努力は大事ですが、僕がどうがんばってもメジャーリーガーにはなれません。
その逆もしかりです。
「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」は孫氏の言葉だったと思いますが、己(自分)を知って、自分の強みを磨くことが戦いを有利に進められるたった1つの方法なのだと思います。
一級品のナスビを目指したいものです。