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型破り

型があっての型破り

友人に教えてもらい「オーバー・ザ・サン」というポッドキャスト番組を知りました。
人気番組みたいなので、今更かもしれませんね…。
ジェーン・スーさんと堀井美香さんという二人の素敵なおばさまの、やや赤裸々なトークの番組なのですが、時々ガツンと響く真理のようなものに出会える気がします。
冒頭の一節もそのひとつです。
型と型破りについては「守破離」が思い浮かびます。
またずは基本の型の習得に励む「守」、基本の型を自分流にアレンジする「破」、基本の型を超えて自分オリジナルに発展させる「離」の3ステップは、武道に限らずあらゆることにマッチする考え方と思います。
多様性の尊重される世の中ではありますが、自分よがりの自己流が認められるのはあるべきではないと思います。
無限にも近い過去の歴史で培われた膨大な時間、その経過の中で紡がれた「型」には相応の意味があるのだと思います。
意味とはロジカルなものもあれば、試したら上手く行った!といった経験則もあると思いますけどね。
自分が「ひらめいた!」と思ったことなど、今と過去の膨大な人の頭脳で既にひらめき尽くされた「アイデア」でしょうし、それが「型」に昇華していないならば、そこにもそれなりの理由があるのだと思うのです。

今日、クラシック音楽の解説をするNHKのEテレの番組を見ました。
クラシック音楽にも型があり、その型が知ってか知らずか、現代のポップミュージックにも使われているのだそうです。
型があっての型破り。
意識したいです。


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