橄欖石/vivid

3、2、1 アンサーの次に Q
倒れた写真立て カーテンは風を逃がす
目隠しされた籠の鳥の自由は 空想の世界
君はそれを 幸せじゃないと言うの

虹がかかるときの 光と街の不調和
思い出した 知っていた
これは救済の前触れ

今年最初の入道雲を見て
青くハイライトされた空に怯えた

あの日 君が 切り落とした封筒から
サルビアの花びらが飛び散った
約束なんてしていない
僕はいつだって 何も守れなかったね

けん けん ぱ のリズムで
不安定に進んで行く
怖がりながら 遊んでいるんでしょう
いつまでも砂の中庭で
擦れた原色がループする

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