【撮影試験】E 35mm F1.8 OSS
ソニーのEマウントAPS-C機対応の標準単焦点レンズ、「E 35mm F1.8 OSS」の撮影試験を行いました!
ボケ・シャープチェック
ボケ感はRF50mm F1.8 STMに近いような印象と言えるが、RF50mm F1.8のような柔らかい印象はあるものの、こちらの方がよりシャープに写っている。
F7.1以降からシャープに写り始めるので、ボケ感なら開放側、シャープを求めるならF7.1以降が最適と言える。
夜間撮影
夜間撮影は神田神保町と秋葉原にて。
神保町の書店街、神田の老舗そば屋(まつや)、秋葉原の電気街を撮影。
JPEG撮って出しでもここまでブレずにきれいに撮影出来るのは、手ブレ補正と大口径レンズのおかげと言えるだろう。
夜間撮影(RAW現像)
上記撮影分からRAW現像したものを厳選。
気になる点
開放付近では少しではあるがパープルフリンジが出やすい傾向にあるので、気になる方は絞って撮影する事が望ましい。また、ボケ感はAPS-C用レンズとして強く出る方ではあるが、フルサイズ機ユーザーだと物足りなさを感じやすい。ボケ感を強く出すならα7シリーズの様なフルサイズ機での撮影が好ましいと言えるだろう(取り付けた場合は1.5倍クロップ撮影となる)。
感想
ソニーのAPS-C用単焦点レンズとしては非常にコンパクトかつ手ブレ補正付きと言うこともあり、ボディ内手ブレ補正のないα6400でも問題なく撮影可能。
コンパクトな外観からちょっとしたスナップ撮影やスマートフォンで物足りないなと思う方はおすすめのレンズと言える。35mm判換算52mm相当の焦点距離なので、フルサイズ機の50mmとほぼ同じ感じで撮影可能。キヤノンのRFレンズでも同焦点距離を有しているが56mm相当となってしまうため、やや望遠気味となる。
(参考:RF35mm F1.8 MACRO IS STM)
ソニーのAPS-C機を持っていて「夜でも明るく撮影したい!」「ボケ感をもっと出したい!」方にとっては是非手に入れて欲しいレンズなので、興味のある方は購入してみてはいかがでしょうか。
撮影機材:α6400
※RAW現像分以外の画像は、JPEG撮って出しのものを利用しています
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