難癖つける「悪ども」に物申す。
今回は、私個人が気になった「悪どもの難癖」について取り上げていきます。
河瀬映画監督の発言は「波紋を呼ぶ」ものなのか
昨日の記事となるが、気になったので挙げてみる。
これは東京大学の入学式にて、映画監督である河瀬直美さんが登壇し新入生に祝辞を述べた。その時の発言がこちらである。
この発言が「波紋を呼んでいる」と言う事らしいのだが、皆さんはこの発言を見てどう思うだろうか?
私から見た場合、この発言は「ごもっとも」であり何処もおかしくは無い。しかしこの記事では「波紋を呼んでいる」等と、河瀬直美さんの発言をマイナスイメージで捉えているのだ。
確かに例の2国間の関係も含まれているが、その2国間を馬鹿にした言い方ではない。何故マスコミはこの様な捉え方をしたのか?
それは、今のマスコミが「勝手な憶測で解釈しているから」。
昨今の2国間の件について、どう見てもその国がやった様には見えないものを「その国がやった」と見なすなど、自分らでろくに何も調べずに勝手な憶測による解釈が多いからこうなったのではないかと。
これの主な原因は西側のメディア(マスコミ)である事に間違いありません。仮に日本のマスコミがその国に乗り込み、自分の足で調べた結果「この国では何も起きていませんでした。」と報道で述べれば、勝手な憶測による解釈はなかったでしょう。
よって、今回の河瀬直美さんの発言については、
至極真っ当な発言であり、波紋を呼ぶものとは言えない
マスコミの勝手な憶測による解釈が誤解を生んだ
この2つがポイントになります。
誰でも悪者と決めつけるのは簡単なのですが、一方的な意見・見解だけで決めつけるのはどう見てもおかしいですよね。それが誤った正義感を生み出す「正義中毒」にも繋がります。
この記事を書いたFNNも河瀬直美さんの発言がそのまま当てはまりますね。
ウィル・スミスさんのビンタは処分対象なのか
3月27日に行われたアカデミー賞授賞式において、俳優のウィル・スミスさんが司会者であるクリス・ロックさんにビンタを炸裂するという案件が発生しました。
原因は、司会者がウィル・スミスさんの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスさんに対し、彼女の脱毛症に引っかけた無礼な発言をしたというもの。
この騒動により、ウィル・スミスさんはアカデミー賞を含むイベントへの出演を10年間禁止すると言う処分が下ってしまった。
さて、皆さんはウィル・スミスさんの行動についてどう思うだろうか?
私から見た場合、ビンタはいけないものではあるがウィル・スミスさんには何も罪はない。むしろ、処分を下すのは無礼かつ侮辱するような発言を行った司会者の方ではないかと。司会者がこんなに無礼な発言をしているのに何も処分が下らないのはどうも腑に落ちない。
何故、アカデミー賞側がウィル・スミスさん側に処分を下してしまったのか?
それは、「アカデミー賞側かつアメリカの芸能界の裏に「闇」が潜んでいる」から。
昨今の日本アカデミー賞でもそうなのですが、どうも日本と言うよりかは他国に忖度するような選定の仕方になってきており、一種のプロパガンダに近くなっているのは言うまでもない。これはアメリカの芸能界かつ映画業界でも同様になってきており、恐らく裏に「闇」が潜んでいる可能性も否定できない。
それが今回のウィル・スミスさんビンタ騒動→10年間出禁と言う処分を下す事に繋がったと思われる。
ウィル・スミスさんは何も罪はないのに、この様な濡れ衣を着せられたことには誠に遺憾である。
司会者の方も、何故ビンタされるような事に繋がったのかは、今一度考えて欲しいところ。もし今後もこのような無礼な態度が続くようであれば、アカデミー賞側も司会者の変更をするなど何かしらの対策は必要である。
よって、ウィル・スミスさんの案件については、
ビンタは悪いことではあるが、ウィル・スミスさんには何も罪はない
アカデミー賞側かつ映画業界の「闇」が垣間見えた
無礼な対応を行った司会者は何故そのような行動に繋がったのか考え直すべき
この3つですね。
先ほどの河瀬直美さんの発言の最後で述べた「一方的な意見・見解だけで決めつける」がこのアカデミー賞にも表に出て来てしまった感じでしょう。
「経済制裁」は是か非か
ある国の首都で8年間在住している方に、マスコミが経済制裁を喰らっている現状を聞いたところ「困っていることはあるか」と問いかけをしたそうだ。
その答えとしては「通常通り」。現状経済制裁を喰らっても何も問題は無いと回答したのだ。この方の回答としては至極真っ当なのだが、問題は「何故この記事を出したのか?」である。
さて、皆さんはこの記事を見てどう思うだろうか?
私から見た場合「特に何も問題は無い」が回答である。
経済制裁を喰らってもこの様な状況であれば、国の中で何とかなっていると言う事だろう。
何故、この様な記事をマスコミは出したのか?
それは、マスコミが「経済制裁」を大袈裟に出したいから。
記事内容を見ても、「はい、現状何ともありません。以上。」で終わるものとしか言い様がありません。つまり中身がスカスカで終わってしまっており、マスコミにとって消化不良が否めない記事なんですね。
先ほどの河瀬直美さん発言の記事を思いだしてください。マスコミの勝手な憶測による解釈がこの記事を生み出したのも否定できませんよね?
経済制裁はその国にとってもダメージは喰らいますが、制裁のダメージは喰らう側では無く、制裁をかけた側にも大きなダメージになるのはお解りでしょうか?
制裁をかけた側において、肝心なものが入ってこない事に大慌てしてしまう可能性もあるんですね。
では、制裁を受けた国が困窮に陥った事例はあるのか?
今までも経済制裁を受けた国はいくつかありましたが、それによって国が困窮に陥った事例はほとんどありません。
先ほどのある国の案件では「今までに何度も経済制裁を受けられた」国でしたが、一度も陥った事例はないとのこと。
全世界で見ても経済制裁を喰らった国は多々あるかと思うが、この経済制裁を喰らったことによって、逆にある事で注目を浴びた国があります。
それがカリブ海にある「キューバ」。
このキューバもアメリカから経済制裁を受けられた時期がありましたが、国が困窮に陥った事例はほとんどなかったと見て良いでしょう。
キューバと言うと、「キューバ革命」や「チェ・ゲバラ」などを思い出す方も多いかと思いますが、一番の注目の的となっているのはクラシックカーが多いこと。
これは長らくアメリカから経済制裁を受けられた関係で、新しい車が入って来なかった可能性が考えられ、キューバの人々は自分で直して使っていたという。そして、令和になった今でもクラシックカーは現役で走っているのだ。日本においてクラシックカーと言うと何かと目立つ存在であるが、キューバではそれが当たり前の日常である。
キューバの案件から見ると、この経済制裁は「悪ども」のパフォーマンスにしか過ぎないと言う事がわかる。
今般のある国の経済制裁を見ても、難なく乗り越えられるのは言うまでもないでしょう。経済制裁如きで潰れるような国だったら、最初から国として成り立っていません。
よって、経済制裁の案件については、
実質喰らっても何ともない
制裁を喰らって国自体が困窮に陥った事例は殆どない
経済制裁は「悪ども」のパフォーマンス
この3つから考えた答えとしては、「非」の一択。
経済制裁をやろうがやらまいが、その国が変わる事なんてないのです。むしろ変わるのは、経済制裁を出した側の国になるのです。
最後に
今回は「難癖つける「悪ども」に物申す。」をお届けしました。
一方的な意見に左右されず物事の本質を見抜けば、「善」と「悪」を分断することもないですし、正義中毒に走ることもないでしょう。
今回はここまで。最後までご覧いただきありがとうございました。