遅い「カメ」を速い「ウサギ」にしてみよう(5)-HDDの第2の人生-
「「カメ」を「ウサギ」にする」案件ですが、あれから色々手を尽くしたものの、復旧出来ませんでした・・・。
流石に部品取りとしても使おうと思いましたが、流用不可能なのでリサイクルへ出すことに。犠牲になってしまったHF750は28日に帰らぬ旅路へと出て、家元から去りました・・・。
ありがとう、HF750よ。君のおかげでCore i7が好きになった!
そんな中、私はHF750の形見としてこんなものを残しました。
HF750に搭載していた東芝メモリ{現:キオクシア}のHDD(ハードディスクドライブ)。
まだ使えそうだったのでこれだけ外しておいたのです。せっかくあるのだからもったいないと思った私。これをあるものに活用しようと決意しました。
内蔵HDD→外部記憶装置へ
HF750から外したHDDを今所有しているPCの交換用・・・とするのは流石にリスクが高いと判断した私は、このようなものを購入しました。
2.5インチのHDDとSSDを入れるケース。
使い古したHDDやSSDを外部記憶装置として生まれ変わるためにあるアイテム。USBの高速転送に対応したUSB3.2(Gen1)に対応しています!
中身はこんな感じ。
HDD/SSDのケース・USB3.2ケーブル・プラスドライバー・ネジで構成。
工具を持っていない方でもすぐに組み立て可能。
ケースにはデジタル数字のような模様があり、放熱出来るような仕組みにもなっています。
ケースをずらすと、2.5インチのドライブを入れられるようなスペースが確保されていました。
USB接続側にはドライブを動作させるための基盤が入っています。
こちらはSATA(Serial ATA)に対応したものなので、現行のノートPCに搭載されているHDDであれば使用可能。
HF750に搭載していたHDDをケースに装着。ネジ止めしていきます。
最後にケース側もネジ止めして完了。
無事「外部記憶装置」として生まれ変わりました!
実際に使えるのか・・・?
さて、ここからが本題。実際に使用することが出来るのか。
今回はSurface Laptop 4に装着しました。
現在、Surface Laptop 4には下記リンクのような「ドッキングステーション」を装着しています。
おっ、何やら読み込んでいる!
無事「外部記憶装置」として生まれ変わる事に成功しました!!!!
今後は256GBのSSDで容量が少ないSurface Laptop 4の外部記憶装置として、壊れるまで活躍してもらいましょう!
第2の人生
「カメ」から「ウサギ」へ変化したものの、その後が不具合続きだったHF750。残念ながら本体は帰らぬ旅路へ出てしまった。
形見として残されたHDDは、「外部記憶装置」として生まれ変わった。
使い古したPCでも、記憶装置が破損していなければ外部記憶装置としても活用出来るのです!
HF750に搭載されてきたHDDは、Surface Laptop 4の外部記憶装置として第2の人生を送ることとなります・・・。
最後に
5回に渡ってお届けしました「遅い「カメ」を速い「ウサギ」にしてみよう」、いかがでしたでしょうか?
SSD交換で上手く行くかと思ったらまさかの不具合で失敗に終わってしまうと言う残念な結果でしたが、この作業において非常に勉強になりました。どのPCであっても、対応可能なものと不可能なものというのがあるのは既知の通りかと思います。また何かの機会に今回の様な経験が活かせる事が出来ればと思っております。
本体は残念ながらリサイクルの扱いで帰らぬ旅路へと出てしまいましたが、残されたHDDが外部記憶装置として生まれ変わったのはある意味「幸」をもたらしたのかも知れません。
S何とかではないですが、使えるものは最後まで使っていこうと思います。
全5回に渡ってご覧いただきありがとうございました!