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【撮影試験】SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary(EF-Mマウント用)
先日購入したばかりの広角単焦点レンズ「16mm F1.4 DC DN Contemporary」を早速ですが試し撮りして見ました!
レンズ紹介はこちらから。
日中撮影
・F1.4(開放)
・F2.2
・F2.8
・F4
・F8
・F10
開放のF1.4ではボケが強く出るため柔らかめな描写となるが、F2.8以降からシグマらしいカリカリシャープな絵を叩き出す。
シグマのレンズは全体的にシャープな絵を出すことが多いが、私の経験では単焦点においては開放は柔らかめ、絞るとシャープになる傾向が強い。この性能がそのまま活かされていると言っても良いだろう。
(「カミソリマクロ」と呼ばれる70mm F2.8 DG MACRO Artを除く)
夜間撮影
・F1.4(開放)
・F2
・F2.8
・F4
・F8
・F10
夜撮影は上野駅前にて。
EF-Mマウントでは35mm換算で25.6mm相当となる為、ソニー用から比べると若干望遠気味となるがこれでも十分な広さはある。
(15-45mmの広角端と比べると負けますが)
全て同じ絵のように見えるが、段々絞っていくとISOオート設定の場合、感度が上がりザラつきが多くなってくるので注意しよう。
感想
小型ミラーレス用広角単焦点レンズとしては全体的に良好と言える。
撮影していて気づいた点と言えば、開放F値が低いレンズの場合に良く発生する「パープルフリンジ」があまり出ていなかったこと。
30mm F1.4 DC DNを一度だけ所持したことがあったが、このレンズをF1.4で撮影するとパープルフリンジが多く出てしまうが、16mm F1.4は殆ど出ていなかった。
次の画像の「atre」ロゴに注視して欲しい。
F1.4におけるパープルフリンジについては一応画像の端に少し出るものの、F2.8に絞ると無くなるのだ。(1枚目:F1.4、2枚目:F2.8)
私の推測ではレンズ内に使用している「FLDガラス」「SLDガラス」がこのパープルフリンジを抑制しているのでは無いかと思われる。
また、25cmまで近づけて撮影出来るので、花の撮影やテーブルフォトにも最適と言えそう。
残念な点としては、重量が405gあり軽量のミラーレス機だとフロントヘビー(レンズ側に重さがのしかかる状態)となる事と、EF-Mレンズより鏡筒が大きめなのでコンパクトさに欠けることと、手ブレ補正が無いこと。
重さや手ブレ補正無しを気にしなければ、スナップ撮影などで気軽に扱えるレンズと言える。
撮影機材:EOS M6 Mark II
※全てJPEG撮って出しのものを使用しています
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