2024年までに日本の特定技能外国人雇用はどう変わる?(圧倒的メリット編)
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」
僕が尊敬している経営者の先輩がよく口にしていた言葉です。
小さいなりにも会社や事務所を立ち上げて、僕もその言葉の意味が少しずつですが腹落ちするようになりました。
ムカつくことや、感情が逆撫でされることが起きたとしても、結局自分の行動・言動を省みてかいぜんできなければ、常に相手基準でしか動けない人間になってしまうと考えています。つまり長期的に見ると、自責思考でないと今後の成長速度が遅くなってしまうリスクの存在を認識できたのです。
Exstanで進めている事業についても同様です。自らの事業を毎日毎時間毎秒省みて、よりよい提案はできなかったか。資料は常にアップデートされ、かつシンプルなものになっているか。など現状の課題と、少し先に想定されうる未来、こうなったらいいなという希望的未来を見据えながら動いています。
今回の投稿内容は、Exstanスタッフのるかちんがnoborderを会社様にご提案させていただくにあたり、深く自分の思考を辿ったことが僕にとっても外国人雇用の少し先を見通すきっかけになりました。
↓↓るかちんのnote記事↓↓
↓↓noborderについてのnote記事↓↓
2024年とは、2019年に特定技能がはじまってから5年です。2019年に特定技能ビザを取った外国人は、新たに次のステップを考える時期となります。特定技能2号に替えたり帰国したり。技能実習の延長線上に誕生した特定技能が、一旦省みられて、改善点や良かった点がたくさんの専門家から洗い出されるタイミングになるでしょう。
そこで今回は来たる3年後の2024年に洗い出される意見の1材料となる(かもしれない)、外国人雇用の未来予測をしてみたいと思います。当たるか外れるかは、少し先の答え合わせ。
長期的に働けるorその意思がある人を雇用できる
特定技能分野は日本人の雇用が定着しづらい14分野を指定しています。本来は紹介会社経由の雇用を繰り返し、いつ終わるか分からない紹介費用をルーティン的に支払っている会社も少なくありませんでした。
理由としては肉体労働が多かったり、キツいのに賃金が相対的に安く設定されていることが一因だと思います。
特定技能では原則5年間の雇用が認められていますので、就職を希望する外国人は基本的に5年スパンで入社できる企業を探します。
そのため、できる限り長く働く人を探す企業にとってはニーズがぴったり合うんです。2024年、そのニーズに気づく企業がより増加し、特定技能外国人数は15万人を超えます。
企業としてのブランディング
外国人を雇うという概念には必ずしも肯定的な反応ばかりではありません。前回noteでも投稿した通り、今でも地方では外国人雇用=日本人が取れない場合に取る最後のNegativeな選択肢だと考える企業さんは少なくないのが現状です。
しかし、雇用を進める会社さんとそうでない会社さんを比較したときに、企業としての未来を見据える姿勢や取り組み意欲にかなり差があるなと感じることが多くなりました。
受け入れる担当者さんは、企業にプライドを持っており、誰が入ってきても積み上げてきたトレーニングを積んでもらい、働けるという自社のマニュアルやこれまで積み上げてきたナレッジに自信をもっていたり、先進的な取り組みをどんどん進めていき、企業と日本社会の未来を良い方向に変えるんだという強い意志を感じます。
そういった企業の製品や商品は、やはり手に取ったり目につくようになりました。こういう積み重ねが企業としてのブランドを形づくっていくんだと、僕自身学びが深まる経験をしました。2024年は、外国人雇用している企業は先進的かつ企業としての能力値が高いと思われるようになります。
雇用条件はフェア
これは外国人側のメリットである色合いが強いですが、日本人と同じ雇用条件での就労が原則になりますので、その分企業の管理も楽になります。
外国人というそれだけで、雇用条件に差をつけてもよかったこと自体がおかしかったんです。世の中のおかしいことっていつのまにか当たり前になっているので中々気づかないし、気づいて改善しようとすると今後は自分の方がおかしいと判断されることって多々ありますよね。
日本人と同じように働ける分、外国人だといっても特別扱いせずに評価し、雇用条件に反映させることができます。2024年は全員がフェアに、能力評価ベースで働ける社会になります。
2024年のその先
Exstanは「外国人雇用が当たり前になる社会」を目指してはいません。それはあくまでもマイルストーンで、全ての事業は外国人がもっと当たり前に働く下地ができてからスタートだと言ってもいいです。
外国人雇用という言葉自体がなくなるくらい、雇用する時に国籍ではなくその人の能力や個性が評価基準となる社会が実現できたときに初めてExstanは一つのゴールを達成するんだと思います。
希望的観測も十分含んだ未来予測になってしまいました。
また水曜日!