1日目 コンバージェンスの時代
2030年すべてが「加速」する世界に備えよを読んで、感銘を受けたので、毎日A3一枚に吐き出したことを、書き出します
・コンバージェンスとは(テクノロジーの融合)
コンバージェンスの言葉の意味は「融合・統合」といった感じで、複数のものが一つに集まるといった状態です。派生で「デジタルコンバージェンス」や「メディアコンバージェンス」といった言葉があります。
といってもピンとこないだろうから、テクノロジーの基本から話します
最たる例がムーアの法則であり、テクノロジーの中でも一定間隔で性能が数倍に上がるにつれて、価格が大きく下落するものがあります。
パソコンについては、1970年代のスーパーコンピュータに対して、現在のスマートフォンは大きさが10000分の1、価格は1000分の1に下落しているのに対して、性能は100万倍に跳ね上がっています。
ムーアの法則はとどまることを知らないようで、2023年にはノートパソコンが人間の脳と同じレベルになり、2050年にはノートパソコンが地球上の全人類の脳と同じレベルとなる。
そのムーアの法則が起きているのはコンピュータの集積回路だけではなく、ほかのテクノロジーも加速化しています。
そうなってくると、正のフィードバックループが発生します
例えば、量子コンピュータ・人工知能・ロボティクス・ナノテクノロジーなどの技術がそれぞれ融合して大きな波が起きます。
これが、エクスポネンシャル・テクノロジーの波といい、それらが融合されています。
単独の技術でのエクスポネンシャル・テクノロジーが製品、サービス、市場を破壊します
さらに、様々な技術が融合したエクスポネンシャル・テクノロジーは構造そのものを破壊します
・ローカルでリニアな時代は終わる
新たなテクノロジーが生まれると、常に変化が起きます
これまでの変化は、地域的(ローカル)で直線的(リニア)な変化は終わります。
これからの変化は速すぎてぼやけるぐらいの加速度的変化となり、これまで経験したことのない変化(エクスポネンシャル変化)となります。
どのくらいの変化というと、地球の裏側で起きたことも数秒後には伝わる(グローバルな変化)
レイ・カーツワイルの「収穫加速の法則」によれば、これから100年の変化は、農業の誕生からインターネットの誕生までの、2万年分の変化が起きるといわれているようです。
ここまで、概念的な話をさせていただきましたが、これから自分なりに研究しながらより具体的に進めたいと思います。