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バインドのヴァイパーについて

A2です。今回はヴァイパー構成のバインドについて自分なりの意見を述べていきます。よろしくお願いします。

Aショートのセットアップ

バインドの攻めのヴァイパーといえばこのセットアップである。

 これはAサイト、ランプからAショートの進行を確認できなくさせ、その隙にヴァイパーがランプへ侵入してるかもしれないと思わせるものである。
 また、Aへのエントリーをランプを取ってからサイトを取る、という2段階に分けてエントリーすることも可能にする。つまり、Aショートの主導権をアタッカーが握ることができる。このAショートの主導権を握ることが今回述べることに大きく関わってくる。

マップの特徴

 話は変わってバインド全体について述べていく。バインドはAショート、Bロングにそれぞれ設置されたテレポーターが特徴的なマップである。

 少し極端な言い方かもしれないが、AショートをとればBフッカー前を、Bロングを取ればAシャワー前を取ったとも同然なのである
 これを踏まえた上でヴァイパー構成で取るべきエリアがどこなのか、それはBロングである。バインドにおいてBロングの重要度は高い。理由としては
①テレポーターがあり、高速ローテートを可能にする点
②エントリーする際、入り口がそこそこ広いためBロングだけでエントリーが可能(フッカーと違って事故が起きづらい)な点
③オーブがある点
以上の3点が理由として挙げられる。
 ②は最近のvalorant競技シーンを見ていた方ならわかると思うが、Bサイトに入る際、フッカーとロングを取ってエントリーするケースは少ない。ほとんどの場合、フッカーにもモクを焚き、ロングからだけでエントリーするか、フッカーを取るにしても強力なULTや、後からゆっくり取る、サイトから挟んで取るなどのパターンである。

この試合の100Tの攻めがわかりやすくそれを示している。

 ここで話を戻してAショートにいるヴァイパーである。本隊である味方がBロングの取得に向かい、自分はセットアップを活かしてAショートをラークする。相手はヴァイパーがAショートにいるかもしれないが、どうやら本隊はBっぽいためローテせざるを得ない。

Aショートの情報はないが、Bロングに多くのスキルが来ている

 ここでアタッカー視点は3つの選択肢が生まれる。
①そのままBへエントリーする
②テレポーターを使いAへ攻める
③時間をかけてA攻めを匂わせてから再度Bへ攻める。
つまり、バインドにおいてヴァイパーのセットアップを使った上でBロングを取得すると相手に多くの選択肢の可能性を与え、最終的な攻め先を迷わせることができる。
 
ヴァイパーがいないとAへTPした後、シャワーだけでA攻めを行わなければならない。無理な話ではないが、シャワーは入り口が狭く、スモークやインデンディアリーで足が止まってしまうため、なるべくAショートと挟んでAを攻めたい。
 

Bロングの防衛について

 先ほどまでアタッカーのヴァイパーについて述べてきたが、これからディフェンダーのヴァイパーについて述べていく。といっても言いたいことは、Bロングのこのモクについてだけである。

 アタッカーで述べた通り、バインドはBロングの重要性が高いため、、ディフェンダーは簡単に取らせたくない。そのため、このスモークを使って、人数差を作ったり、時間を使わせたり、スキルを使わせたりしたい。


あとがき

 いかかでしたでしょうか。前回と前々回の記事のボリュームが、読み返してみたら想像より多く、読みづらくなっているなと反省したため、今回はバインドのヴァイパーという点にだけ絞って考察しました。ご意見・ご感想などあればお願いします。
 ありがとうございました。

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