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ザン関東A1自戦記〜2023後期8/30回戦 東場

皆様お世話になっております、
キジョンネルソン27歳独身でございます。

本日はボクが対局者として出演した2回戦目に該当する回の振り返りをしていきたいと思います。

書くことないなと思っていましたが、ひとつひとつちゃんと振り返ると意外な一打があって、
解説求ム〜
みたいなお声もいただけたので、しっかりみていきたいと思います。よろしくお願いいたします。



〜東一局〜


9s切りはバランスを重視した一打で、テンパイを逃す6s引きでも、形として56789が残るのでまぁよしとする考えです。
特別書くこともありませんが5s派もいると思うので念のため取り上げましたがここでは深堀しません。
しかし、いつかこれが致命的になり得る場合に改めてお話しますが、個人的には5s切りはマジでオススメできません。


6p対子落としをブックマークします。

この時のツモ牌の内訳を考えましょう。サンマの牌の種類はソウズ9、ピンズ9、マンズと字で9とバランスがいいです(華はリセットだからノーカン)。

この手牌進行がソウズのホンイツであるとしたら、1/3で持ってくるソウズは全部6pと変える、字牌もマンズもまあ6pより安牌かもだし変えるでしょうか、ピンズはツモ切るかもですが、ピンズの中でもツモ5pは逆に6p残すでしょう、みたいな感じですかね。

まだ序盤ですし全然変化が広いですが、この瞬間の6p手出しでもテンパイしてるケースも十分あります。とは言ってもその可能性は、しょうもないカリテンなテンパイ形も含めてざっと20〜30パーくらいですか、対子落としの最初の6pがテンパイはずしだった場合は、嬉しくないくっつきも含めて70パーくらいに跳ね上がります。

ってテキトーに暗記しておくだけでOKです、色々な盤面で役に立ちますよ。数字はテキトーでも実際とは大きく違うことがないから大丈夫です。

テンパイしました。対面には58pの善悪が不明ですが、そもそも8p側もドラですし一筋縄では行かなさそうです。とはいっても6pも3枚見えていますし、感触は悪くないです。

自分が子番で親の高打点の手と長期でめくりあうので、打点的な不満だけ解消したいところです。

ダマもありでした、しかしダマではピュッピュピュッピュ押せないですね。当たらない牌でもソウズというだけで今後ヒヨってしまうかもしれません。

打点的な感覚ですと、満貫はほしい!跳満なら大満足!倍満はツキすぎ!!
くらいの感覚です!

つもりあげ!跳満です!4000/8000!

ちなみにこの局、上家の怒らせさんの無慈悲なアガリ逃しによってボクのアガリになったわけですが、、以下の牌姿

ボクのリーチに対して現物の5s切るかスジの7sを切るかです。リーチ者の人読みも絡んでくるテーマかもしれません。

4sが通っているので、一般的にはシャンポンのワンチャンス(モチモチ)にしか当たりません。

これは本人の選択と同じ7s切りを推奨します。

その後の変化うんぬんもそうですけど、まずそもそも打点が違いますからね。

なんてかわいそうなんでしょう。。。



〜東二局〜


せっかくの親番で早いリーチを受けました。また俺。。。

字牌の一部がピンズにかわった11巡目です。現物は9sが2枚、5pが1枚に加え、リーチ者に8pをアンカンをされています。また5pが4枚見えていますね。
困ったことに、ピンズのシュンツを作りようがありません。

でもボクはこれしかソウズをもっていない…

残っている字牌は南西發あたりです。でもソウズ待ちだったらツモられ待ち(ボクが全然持っていないので愚形でもツモられる可能性は結構あります)。アンカンが入っているので七対子も否定されています。

このリーチはなんなんだ!?なぜアガッていない????ねえ、なんで?

字をコンプリートしてんじゃないよ!!!!バカ!!!!


なくなく停戦です。。。

停戦はしますが、まだ流しの目が残っています。流しって、最終的に役満になるかどうかじゃなくて、流しが否定されていないことでケアさせることが大事です。こんな手牌、流しになるわけがありませんが、それは相手目線からはわからないですからね。

なんで手が進むんだよ!!!!ハニートラップ打西やん一旦!!

いい加減にしろ!!!

いきなり戦場におびき寄せられました(笑)
しかし見た目の流しはひとまず継続してます。

リーチはもったいないですね、1s3枚切れで、相手にピンズのシュンツどころかピンズを持ってない可能性が高い盤面ですから。

めくりあうならピンズ1枚持ってきて多面張で勝負したいですね。14sはあっても山に1枚残りがいいところでしょう。いま5枚見えてますから。

すべての字を通している(いく)んですから、リーチ者が14sを持っていないわけがありません。2シュンツを構成するためには2枚必要です。5枚見え2枚持たれ予想で残りの1枚が山か対面の手牌の中です。

通ってないことを考えれば持たれてる可能性も上がって相当山に0にみえますよね。これをリーチするのは思考放棄するようなもんです。四麻が担当してください

切った發をポンされて、流しは消滅しました。

華をもらった翌巡にピンズ引き。14sよりはマシでしょう。っていうか上家のリーチは何待ちだよ。

ソウズのリャンメンは3筋(2-5s,5-8s,4-7s)だけですが、
カン7s
ペン7s
カン2s
なども全て合算して考えればカン4sもあるけどまぁ別に4s切ってもいいか。くらいの危険度計算です。


山4をさっさツモっていただけないばっかりにリー棒付きの放銃です、また俺。。

〜東三局〜


華は2枚ありますがバラッバラです。西家ですがもちろん西はスルーします。

少し育ちましたが、本当に少しだけなので、親リ〜をうけて当然のオリです。

15巡目、完全安牌は6sだけです。ここでの選択は疑問に思った方も多いハズ、私は2p切りとしました。今思い返してもやはり2pを切りそうです。

大前提に河が強いため、各牌の放銃率は15巡目無筋の割に少し低めに見積もることができます。

そんでリーチ前に戻った河の時点でもすでにピンズの下のお場況は良さげです。ピンズの下に受け入れがあるならば、入り目になる可能性が高くなっています。

また、自分の手牌に赤5が一切ないのに上家も頑張ってベタオリしています。5の枚数が多ければ多いほど手牌価値はあがりますし、それだけ押し返す要因にも成りうるのですが、全然気配を感じません。つまり対面に赤がある高い手である可能性も同時に少し高く見積もることができます。

するとどうなるかというと相対的に対面のリーチは12,89などの端牌の使用頻度が減り、4,5,6の使用頻度が上がりますね。

ここまでの仮定を組み立てても、まだまだ全然わからないことだらけです。しかし、

・各牌の放銃率を低く見積もれる
・ピンズ下が入り目になりやすい
・シュンツを構成する待ちになりづらい

小さな3つの要素が重なれば、手牌の形を維持するのにこれくらいは押させてください、って感じです。

(個人的な感覚では、こうは言ってるけれども、1p関連牌はほぼ間違いないが3pに関連してるパターンのほうが多いと思っていた、ハズレ。)

入り目の2pを許していただいた2巡後、4sが通ったことで安全牌が三枚となりました。これで気楽に回れますね。

しかしソウテン濃厚な盤面から6s4sが通って違和感です。
4pは中筋だがカン4pが全然ありえるのでもちろん無筋感覚です。

やはりイーシャンテンはキープしておきたいので自然に打6sとします。
しかしテンパイしても切る牌が現物にならなければ押しません。

これをこうして

こうもって

王手!!!!(遊ぶことくらいしかやることがありません)

王牌に2枚いたそうです。よく流れた・・・・


〜東三局一本場〜


この局のことだけは生涯忘れませんよ。
ダブドラ5s暗刻、四暗刻ももちろん見ますが、それより三暗刻でいいから三倍満を目指したいところです。

四暗刻にはさよならバイバイ、7p持ってきたら何待ちにしましょうか…

このときボクは、こういうことを考えていました。

「3-4s待ちは表示牌と手で2枚見え、6-9p待ちは場に1枚だから待ちの枚数は一緒か…それならうっかり5sもカンできるし世が使いたい3-4sより9pに狙いを定めるか…」

と。

本当にうっかりしました。一緒じゃないよ!!!

ありがたいことに本当に持ってきてしまいました。
よし、事前の準備どおりノータイムで6-9pリーチ!・・・


こんな初歩的なカウントミスが致命的な結果を生みました。


対面のなおさん、このテンパイから5p切りリーチを選択しました。3pが河にあるので4p切りはフリテンとなるわけですが、直前に通った役ありとなる5p待ちではなく親でリーチを敢行しました。素晴らしい選択でした。

当然のがの(ガシ)

カウントミスが上下30000点以上の結果を招きました。

最初から69pに受けるのも諸説はあります。ありはするのですが、選択する過程が枚数差見て選んだのならば、それは実力放銃ですよね。

これは前提が勘違いであった認識をお伝えしていきたいと思います。

ミスと認めて次に活かさないと。7枚待ちvs5枚待ちの形ですからね。


〜東三局二本場〜


ホンイツが見えますが、親ケア優先です。親の現物である1mは残り、南家が打った北を合わせ打ちから入るキジョン定跡です。

上家から2巡目に北の手出しが入って「oh,f」となったところです。

通常、東から切りたいくらいの手ではありますが、白が表示牌であるためとりあえず切っておきましょうか。

ドラの發をポン、生まれて初めてポン言えました!!!!

そして加カン!
ここから手なり4sではなく打1pという味つけを選択しました。

上家が北トイツ落としからツモ切りしてて早く張れよ圧がすごいので、こっちはゆっくり後手で2シャンテンの気分でやってやろうと思っていました。

まだそんなに情報わからないから4s切ってもいいのですが、1p2pの裏目よりソウズキャッチできなくなるほうがつらいように見えました。次リーチ来るかもが毎巡続くわけですし、手牌を維持するためには掴んだソウズを切らなくてはいけなくなりますし〜

って思ったら親から先にリーチ来ちゃいました。上家も追いついて同巡おっかけが入りますし。おわりです。解散、懇切丁寧にベタオリします。

程よい早期決着で上家がアガったのですが、なんと三倍満!!!


被弾しなくて耐えました。

皆さんもお疲れでしょうから東場で一旦区切りますね。南場の様子は次回にご期待願います!

ご利用、ありがとうございました〜!!!

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