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夫よ、「世界一かわいい」と言ってくれ

今読んでくれているあなたは、自分とパートナーの我が子への愛情表現の温度差に対して、モヤついたり、寂しさを感じたりしたことはありますか?

正直…私は山ほどありました!

(もっと言葉で伝えてあげてほしい)
(もっと表情豊かに接してあげてほしい)
(もっと自分から積極的に抱っこしてあげてほしい)

こんなふうに思っていたんですよね。
特に、産後まもなくの頃が顕著で・・・

時にはものすごく落ち込んだり、夫に対して軽い不信感を抱いたりしたほどでした。

「この子の親なのに」
「この子の親なんだから」
「この子の親として」

こんなふうに、夫に「こうあるべき」という呪いをかけてしまっていたんですね。

でも・・・

カラーコミュニケーションを学んで、そんなことを思う必要はないと、はっきり気づけたんです。

今回は、夫へのモヤモヤや不信感が、カラーコミュニケーションを学んだおかげですっきりして、夫婦で仲良く子育てできるようになったというお話です。

過去の私と同じように、「親としてこうあるべき」という呪いから逃れられなくて苦しんでいる方も、これを読んでもらえたら、肩の力を抜くためのヒントがわかりますよ。


【「かわいい」って言うのはいつも私】

あなたは、我が子を「かわいい」って思ったとき、素直に言葉で伝えられますか?

私はYESです!

なんならもう、1日中
「かわいい」「大好き」「世界一」
こんな言葉を言いまくって、娘の柔らかい毛が生えた頭やぷにぷにのまぁるいほっぺにチューしまくってます。

いや、これは大げさじゃなく大マジです。

一方、夫は・・・

私「なぁなぁ。娘、めちゃくちゃ可愛くない?最高じゃない?」

夫「うん」

(まさかの、「うん」!!!それだけーーー?!
いや、私の質問の仕方が悪かっただけかな…?)

私「夫はさ、娘のこと、いつもどう思いながら見てんの?」

夫「え、可愛いと思ってる」

(ほ、ほんまにー?!目線はスマホのままやぞ…。この流れで言わされてるだけちゃうか…??)

こんな温度差の激しいやりとりは、日常茶飯事です。

またあるときも・・・

私「あーかわいいー!なんでうちの娘ってこんなかわいいんやろ!なぁ、夫?!」

夫「・・・」

無視かーーーい!

こんな感じで、スルーされることもよくありました。(正しくは、別のことに集中していて私の声が耳に届いていない)

あなたのお子さんへの接し方は、夫と私、どちらの対応に近いですか?

〈 生まれたばかりの頃 〉

産後入院していた頃、夫が度々荷物を持って面会に来てくれました。
面会の時は、訪問してくれた人も、ガラス越しの娘に会うことができます。

その日は、うちの母も実家から来てくれていました。

3人で赤ちゃんがズラッと並ぶ部屋の前に行って、娘を探しました。

母「あ、娘ちゃんおった!かーわーいいー!」

夫「ほんまや、おったおった」

私「かわいいなぁ」

母「こんだけ赤ちゃん並んでて、みんなかわいいけど、やっぱり、娘ちゃんが一番かわいいよなぁ?夫くん」

夫「ははははは」

いやいやいやいや!
そこは、「そうですね」一択やろ!!!

こんなことがしょっちゅうでした。

※この「一番」とか「世界一」というのは、「他の子と比べたらうちの子のほうがかわいい」という意味ではなく、「唯一無二のかけがえのない我が子だから愛おしくてかわいくてたまらない」という意味で使っています。

どれだけ私や母が「うちの子、一番かわいいよな?」とか「世界一じゃない?」と言っても、夫は笑ったり、ニヤニヤしたりするだけ。

(えーーー。かわいいってはっきり言ってよー。この子の親やのに、私と同じようにかわいいって思わへんのかな?もしかして、新生児がおサルさんすぎて、かわいいっていうのが、いまいちピンとこぉへんのか…?いや、でもそんなことある?!)

そんなモヤモヤが少しずつ蓄積されて、不信感のようなどんよりした感情になり、もう夫の口から「かわいい」という言葉を聞くのは一旦あきらめました。

(母性と父性の違いなんやろか?私のほうは、十月十日のあいだ自分のお腹で育てて、自分が産んでるからかわいいっていうのも大きいんかな?それにしても…1回くらい自然な流れで夫からかわいいって言ってほしいなぁ…)

〈 娘への初めてのプレゼント 〉

我が子への初めてのプレゼントといえば、名前ですよね。

うちも、それはそれはとことん考えました!

ギリギリまで悩んでいたら、娘が予定日より10日ほど早く生まれたので、生まれたときはまだ名前が決まっていませんでした(笑)

で、私が産後入院していたときに、夫と電話で命名会議をしたんです。お互いに、娘の名前候補を挙げていったんですね。名前とその由来を、順番にプレゼンしていきました(笑)

そしたら、なんと・・・

私「え!それ一緒やん!」

たまたま二人の候補に共通している名前があったんです!娘は、その名前に決まりました。
私たち二人が娘を大切に大切に思う気持ちを、その名前に込めました。

娘への、一生モノのプレゼントです。

そして、その日の深夜のこと。
夫から、珍しくLINEが届きました。

開いてみると、なんと!
オリジナルの命名書と、命名記念の誕生ムービーを作ってくれていたんです!

動画には、立ち会い出産のときに夫が娘と初めて撮ってくれたツーショットや、助産師さんに撮ってもらった3人の家族写真が流れてきました。

それを見ながら、涙があふれました。
私、出産のときでさえ泣かなかったのに、そのとき、産後初めて泣いたんです。

夫の、娘と私への気持ちが嬉しくて。
それとも、大好きな夫との子を産んだんだなぁという実感が、じわじわと湧いてきたからかもしれません。

今思えば・・・
そんなふうに、具体的な言葉ではない愛情表現は、たくさん伝えてくれていました。

でも、「それはそれ、これはこれ」という感じで受け止めてしまっていた当時の私…。
これでモヤモヤが晴れたか?というと、その頃は、そうでもなかったんですよね。

〈 娘をお風呂に入れるときは別人 〉

そんな夫は、娘のお風呂担当。
産後一か月間の沐浴は、夫婦ふたりでしていたのですが、娘が浴槽に入れるようになってからは、夫の役割になりました。

夫は、娘がお風呂場に入る前に、毎回必ず赤ちゃん向けのオルゴールソングをかけてくれます。

私が娘の服を脱がせて、お風呂で待機している夫に娘を預けます。

耳を澄ませていると、お風呂場から夫の声が聞こえてきました。

「は~い。娘ちゃん、お風呂ですよ~」

「お風呂、気持ちいいな~。しっかりきれいきれいしよな~」

(え!めっちゃ優しい声で話しかけてるやーん!夫、娘とふたりきりのときはそんな感じなん??それやったら、3人でおるときでもそんな感じでおってほしい!)

ところがやはり、お風呂から上がるといつもの夫です。

私(さっきの猫なで声の夫はまぼろし…?)

【心の色を知ってから】

産後しばらくして、夫とのパートナーシップについて悩んだことをきっかけに、カラーコミュニケーションを学びました。

※参照記事

そこで、自分と夫のカラータイプを知って、娘への愛情表現の違いにも、納得することができたのです。

カラーコミュニケーションのカラータイプ診断は、質問に対する回答の傾向によって、4つの色(レッド、イエロー、ピンク、ブルー)に分かれます。

カラータイプはあくまでも心の色なので、「この人はこの色!」と一色のみで決まるわけでも、ずっと同じ色なわけでもありません。環境や相手、状況などによって、4色のうちどの色が強く出るかは異なります。年代によってそれぞれ異なる人もいますし、大人になってから何かをきっかけにガラッと変わる人もいます。

診断の結果、私はレッドが一番強い傾向にあるとわかりました。

それに対し、夫はどうやら、ブルーが強めな感じです。

〈 レッド強め、私の場合 〉

レッドは、火や炎、血液の色。
情熱、活力、行動などを象徴する、外に向くエネルギーの高い色。

・自己主張が強く、意思表示をはっきりとするタイプ。
・目標や問題解決のために積極的に行動するタイプ。

[長所]
◯自分の考えをはっきりと伝えられる。
◯芯があり、行動力がある。
◯情熱があり、人を励ます。
◯声が大きく、身振り手振りも大きい。
◯面倒見がいい。
◯正義感が強い。

[短所]
△自分の気持ちを押し通す。
△無意識に強い口調になる。
△人をコントロールしようとする。
△待つことが苦手。
△なんでもジャッジしがち。

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これを知ったとき、
(うわぁ〜…!まるで私のことやな)と思いました。(笑)
もちろん、レッドが強く出る人だからといって、誰でも上記の内容全てがぴったり当てはまるわけではないのですが、思い当たる節が多すぎました。

今回モヤついている娘への愛情表現については・・・

もちろん、本能的な母性や育ってきた環境によるものも大きいと思います。
それに加えて、カラーコミュニケーションという視点においても、私は元々自己主張が強めで意思表示をはっきりするタイプだから、積極的に娘に声かけをすることや、表情や身振り手振りで気持ちを伝えることに全然抵抗がないんだとわかりました。

だから、母親としての義務感とか「教育的にこうするべき」とかそういう意識ではなく、「愛しい娘に全力で愛情を伝えたい!」という本心でそうしているのだと、あらためてはっきりと自覚しました。

そして、このあとブルーについて学んで、もっと(うわぁ〜…!)となったのは、言うまでもありません(笑)

〈 ブルー強め、夫の場合 〉

ブルーは、海や空の色。
信頼、誠実、平和、平等を象徴する色で、どちらかというとエネルギーは内に向いている。

・真面目で誠実で信頼をおけるタイプ。
・いつも冷静に対応し、落ち着きがあるタイプ。

[長所]
〇誠実でしっかりとしている。
〇冷静で穏やか。
〇コツコツ努力家。
〇平和主義、効率重視。
〇じっくりと物事を深く考える。

[短所]
△感情表現が苦手。
△一人で抱え込みがち。
△プライドが高く、甘えることが苦手。
△心を開くのに時間がかかる。
△表情が乏しいことがるので、近寄りがたい。

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知れば知るほど、(うわぁ〜…!これはまさしく夫やな)と。(笑)

感情表現がおおっぴらじゃないのも、納得です。
夫のタイプからして、言葉や表情以外のところをメインにして愛情を伝えてくれているのですね。

ブルーさんは、比較的冷静で落ち着いているというだけで、冷たいとか愛情がないとかそういうことではなかったんですねー。

また、人から知的でクールだと思われたいというところもあるので、第三者がいる前ではデレたところを見せないようにしているのかもしれません。

さらに・・・
色彩的な観点でいうと、青は「唯一赤に対抗できる」色でもあるそうです。
「熱さ」の赤に対して、青は「冷たさ」を、「進出色」に対しては「後退色」であり、「情熱」に対して「冷静」を意味します。

[例]
・赤いロゴマークのJAL と 青いロゴマークのANA
・赤いロゴのコカ・コーラ と 青がイメージカラーのペプシ
・アニメや漫画の主人公が赤 なのに対して ライバルは青 など…

そこまで心の色が正反対の夫婦なんだとわかると、今回相容れない部分があるのにも、激しく納得してしまいました。

そりゃそうかと(笑)

そしてここから、
「じゃあ、私たち夫婦として、これから仲良く子育てするためにどうしたらいいのか?」を考えました。

【心の色が正反対の夫婦の子育て】

まず、今回私が悩んでいた愛情表現については、自分と同じやり方を相手に求めないことが大切だと気づきました。

こんなにタイプが違うのに、同じやり方を求めると、私も夫もしんどくなるだけだと思ったんですね。

正直当たり前のことかもしれないですが、産後ずっと気になって、イライラモヤモヤが募って、視野が狭くなって、そんなことにも気づけないでいる自分がいました。

カラーコミュニケーションを学んで、自分を理解し、自分と相手を分けて捉えたことで、夫は夫なりに、言葉以外のところで娘に対して誠実に愛情表現をしてくれている、と気づけました。

さらに、もっと具体的に、円滑な夫婦のコミュニケーションについて考えて、夫に提案してみました!

[レッドの私がブルーの夫にやってほしいこと]

①話をしたときに、自分の思いを受け止めてくれたと感じると、安心して落ち着くことができる。だから、毎日の話を寄り添って聞いてほしい。「ありがとう」と言ってくれると尚良い。(頭ごなしに否定されたり、受け止めてもらえないと感じると爆発するレッドさん)

②とにかく誉めてほしい。言葉はなんでもいい。(レッドさんが頑張るエネルギーになる)

③できない約束はしないでほしい。こちらが何かをお願いしたときに、適当に返事をしたり、なかなか動かなかったりするのをやめてほしい。期待して待っているのがしんどい。(正義感が強いレッドさんは、筋が通っていないことが嫌い。待つのも苦手。)

[ブルーの夫に対して、レッドの私がやっていくこと]

①「あなただから任せられる」「あなたならできる」など、夫の能力を認めて評価してあげる。つまり、ヨイショしながらお願いする。(誉められると気持ちよく頑張れるブルーさん)

②やってくれたことが、思った通りでなくても、まず「ありがとう、助かったよ」と伝える。(失敗したことに傷つくブルーさんは安心)

③自分で考えて動けるように、なるべく前もって伝える。(じっくり物事を考えるがゆえに自分のタイミングがあるブルーさんは、そのほうがスムーズに動ける)

④愛情をはっきりと示してほしいときは、具体的に「〇〇してほしい」と伝え、態度や行動で示してもらえるようにする。(感情表現が苦手なブルーさんはそのほうが表現しやすい)

⑤「絶対にこうしてほしい」ということは、はっきりとした数字や具体的なやり方を提示する。(正解を探し求め動けなくなるブルーさんは、はっきりとした数値や信頼できる情報があるとイメージして動きやすい)

・・・とまぁ、一見すると私のほうが意識することが多いですが(笑)

できることをしたほうが、自分がご機嫌でいられたり、ふたりで楽しく子育てできたりすることに繋がるなら、やらない選択はないなと。

貴重な時間やエネルギーをイライラで消耗するより、笑顔で過ごすためにどうするかを考え、実行していくことに使いたいと思いました。

そしてもちろん、これらの提案は、夫に一気に伝えても絶っっっ対忘れられてしまうので、その都度その都度繰り返し伝えています。

「△△されるとイライラするからやめてほしい」「〇〇してくれたら嬉しいからこうしてほしい」と伝え合っていくことで、お互いが相手に「察してほしい」と思っているところが言語化されて、ミスコミュニケーションを防ぐことができているなと感じています。

〈 聴くことから始めよう 〉

また、何より大切なのは、相手の話を聴くこと。

ポイントは、
・相手の話を否定しない。
・相手の話を最後まで聴く。(すぐ質問しない)
・相手の話の気落ちの部分に共感する。(「それは〇〇だったね」)
・相手の話が終わってから自分の話をする。(対等に。上からはダメ)

聴くことは、相手を丸ごと受け止めるということ。
聴くことで、相手に安心感を与えることができるのです。

カラーコミュニケーションを学んで、これまでの自分は夫に求めるばかりで、夫の思いや本音を聴こうともしていなかったことに気づきました。

いえ、「夫がどう思っているのか聴きたいと思ってはいたけど、聴き方がわからなかった」というほうが正しいと思います。

というのも、基本的に夫は、私がいろいろ聴きたくて尋ねても、「知らん」「わからん」「普通」しか答えないからです(笑)

この点についても、カラーコミュニケーションを学んだことで解決しました。

同じことを尋ねても、それぞれの心の色によって、受け取り方・感じ方は異なります。だから、相手に気持ちよく話してもらうには、カラータイプに合わせて聞くことが大事だったんです。

ブルーの夫は、自分自身がそのとき話したいことや興味のあることでない限り、一方的に質問されても、感情を乗せた返答ができないタイプだったとわかりました。

ブルーさんの本心を聴きたい場合は、まず、相手の「良いタイミング」に話題を振ること。

夫の場合は、これが「仕事がない日(寝る前以外)」でした。

そして、自分が「相手がしてくれて当たり前」だと感じていることを誉めることからやってみるといいです。(感謝を伝えるのも◯)

「いやいや、そんなんやってられるか!」と思ったそこのあなた、大丈夫です。

決して相手を「誉めなきゃ」と思う必要はなく、「誉めたい」と感じたらそうするだけ。
ポイントは、「あなたがそこにいることに気づいてますよ」ということが伝わるように誉めること。

見たままそのまま、事実を伝えるだけ。ありのままを伝えるだけでいいのです。
それが、相手の存在を承認することになります。 (いつも娘の目を見て話しかけてあげてるね、娘をお風呂に入れてくれてありがとう、等)

〈 相手の話を聴くことが難しい理由 〉

時には、それすら「難しい…」と感じることもありますよね〜。

そんなとき、自分を責める必要は全くありません。「聴くのが難しい」という事実に気づくだけでOK!そんな自分もOK!

なぜなら、そう感じるのには、必ず理由があるからです。
「あ~。今、相手の話聴けてないな。なんで聴かれへんのかな?」と自分の心の声を聴いてあげることが必要なときなのです。

[例]
・自分の意見を言いたくなるから。
(こうしたほうがいい、こうすべき、これはだめ)

・自分の体験に照らして話を聴いているから。
(私だったらこうするのに)

・その時の心理状態や精神状態に左右されてしまっているから。
(朝のバタバタ、出かける前、嫌なことがあったとき…)

・自分の価値観の枠組みで相手をジャッジしてしまいたくなるから。
(〇、✕をつけて素直に聴けなくなる)

・立場や役割によって、相手と対等・平等な関係が作れていないから。
(どちらかが上でどちらかが下、身内と他人…)

などなど・・・
実は、こうした理由を深堀りして、自分の本音に耳を傾けてあげることが、相手とのコミュニケーションを円滑にするためのカギなのです。

あなたも、これまでを振り返って、自分が相手の話を聴けないときはどんなときなのか、ぜひぶわーっと書き出してみてください。それに気づくことで、自分を俯瞰して見られるようになって、だんだん相手の話を聴けるようになっていきますよ。

ただ、コミュニケーションはとても奥が深いので…自分と相手のカラータイプを知ると、もっとスムーズで楽しいものにできます!

心の色を知ることで、自分と相手を分けて捉えられるので、価値観の違いを認めやすくなるんですね。
 
そして、自分の「当たり前」や「普通」が、相手にとってもそうとは限らないんだということを、頭だけでなく心でも理解することができるようになるのです。

自分と向き合い、まるっと受け止め、価値観を認める。そして相手の価値観も認める。

すると、あんなにモヤモヤしていた行動に対して「なるほど、この色の人やからこういうことするんやな」と納得できるし、色に置き換えられるから、なんならちょっと楽しむこともできちゃいます(笑)

客観的に考えられたり、冷静になれたりするだけじゃなくて、「私もあなたも親なんだから、こうあるべき」という呪いからも解放され、自分や目の前の相手を、一人の人間として見ることができるようになります。

【まとめ】

というわけで・・・
私はカラーコミュニケーションを学んだおかげで、

カラータイプが異なる=「私と夫は娘への愛情表現の仕方が違うだけだ」「私も夫も親である前に一人の人間なんだ」と本当の意味で納得することができました。

さらに、それぞれの心の色に響く声かけや対応も知れました。

ただ、カラーは全てが絶対というわけではなく、その人を知るきっかけの1つに過ぎません。だからこそ、コミュニケーションによるモヤモヤは、「自分を深く知り、相手の本音を聴くチャンス」だと、捉え方を変えることができたのです。

〈 まさかの大どんでん返し 〉

最後に、実はこの話、とんでもないオチがあって・・・

最近のことなんですが、夫が突然
「なぁなぁ、娘、赤ちゃんモデルオーディション応募してみる?」と言ってきたのです。

(えーーーーーー!!!
嘘やん!夫、そんなん興味あったん?!思ってた以上にぶっとんだ提案!)

私「えっ!いきなりどうしたん?」

夫「いや、ネット見てたら広告にやたら出てきて」

(おーっと!?これは、夫から娘への愛情ワードを聞き出すチャンス!)

私「へぇー!ええやん!応募してみよ!何事も経験やし!娘、世界一かわいいからなぁ〜グランプリ取ってもたらどうする〜??」

夫「せやなぁ。娘が写真モデルになったおむつ、買い占めるな」

おおおおおお!!
と、とうとう聞けたーーーーー!!!

「娘、世界一かわいい」に対しての夫の自然な肯定!

嬉しいー!!!

というか、「赤ちゃんモデルに応募しよう」とか言っちゃう時点で、夫が娘にデレデレなのは、明白な事実ですよね。

この一件で、私が夫に対して抱いていたモヤモヤも不信感も、完全に吹っ飛びましたとさ。

私が娘に愛情たっぷりの言葉をたくさん伝えているのと同じように、夫も夫のやり方で、娘にめいいっぱい愛情を注いでくれているんだとはっきり確信しました。

カラーを学んで、本当によかったです。

ちなみに・・・
夫が応募したこのオーディション、なんと、書類選考を通過しまして。
今月末、2次審査に行ってきます。

もちろん、どんな結果になろうと、娘が私たちにとって世界一かわいいという事実は、決して揺るぎませんけどね。(めでたしめでたし!)


最後までお読みいただきありがとうございました!あなたの心が軽くなるお手伝いができていたら嬉しいです。