【詩】 ふうりん
部屋のふうりんがいっせいに鳴った
透明な
青や赤や黄や緑の
音楽
そこへ
知らぬ街の名を叩くように
私の痛みも混じる
どの風鈴か
我々にはわかっている
風が吹く
窓のない部屋の中を
誰もが、
誰もがまほろばを求めている。
鈴を
鳴らす
ここから先は
0字
詩集 マチ子の欠けら
500円
途中まで試し読み出来ます♪ 全26篇。 noteという街の中に、不思議な〈マチ〉を作りました。この〈マチ〉が、どうかあなたの心に届きますよ…
ここまで読んでいただきありがとうございます。♡は note未登録の方も押せます。この記事いいなと思われましたらどうぞよろしくお願いします☺︎