同じ時代を生きる
歴史上の人物とか、学校の先生とか、職場の先輩とか、生きる上でメンターとなる人はたくさんいる。その人たちからはいつも学びを得る。
どんな想いで生きたのか?
どんな過去があっての今なのか?
どんな志なのか?
歴史上の人物のように、その人の想いや行動が「本」になっていると、何度も読み返して自分に染み込ませることができるのでありがたい。きっと、歴史上の人物も、当時の「本」を読んで過去の人物から学びを得ていたものと思う。
本でなくとも、その人の想いなどを知ることはできる。
先生や先輩など、本人に直接会うこと。
幸いにも、同じ時代に生まれたからこそ、本人に会うことができる。生きているので、質問に対して相手は答えてくれる。歴史上の人物は本から学びを得られるが、今、同じ時代を生きる人となら質問や議論ができる。
当たり前のことかもしれないけど、それはとても尊いこと。
坂本龍馬にどんな想いで生きていたのか聞きたくても、絶対に出来ない。でも、今、同じ時代を生きている人と出会い、その出会いが自分の人生を大きく変え、歴史をも動かすことになる可能性だってある。今、自分の周りにいる人がそのうちの一人になるかもしれない。
一方で、質問しておけば良かった。もっと話しておけばよかった。そう思う人は誰しもいるのではないか?
自分は今、亡くなった祖父と議論がしたい。
「公務員になれ!」と言って亡くなった祖父。その孫は公務員になった。でも、今は公務員を辞めてフリーランス(オンライン秘書)をしている。当時の祖父の想いからはそれたかもしれないが、自分は公務員よりも公務員らしいフリーランスになる。
祖父の生きた時代から世の中はだいぶ変わったが、時代の変化も踏まえて、自分の今の想いについて祖父と議論がしたい。
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