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『グランメゾン東京』に学ぶ①

『グランメゾン東京』というドラマがある。
この物語は、大切なことを教えてくれる。自分ひとりには限界があること、尊敬すること、相手を補うこと、信頼すること、仲間を想うこと、本物の思考は深いということ、その他いろいろなことを教わったので、整理しておきたい。


どんなに努力しても、越えられないものがある。
一方で、それを簡単に越えてくる人もいる。

例えば目標があって、
それを越えるために、30年間寝る間も惜しんで努力して全てを捧げてきた。それでもまだまだ道半ばで越えられなかった。でも、それをたった30秒で越えてくる人もいる。

たくさん努力したのに、そんなに簡単に越えられるのを目の当たりにしたら、自分には才能が無いんだと思うしかない。30年間の努力はなんだったのか?と、自分の無能さを責めたくなる。どれだけ時間をかけて努力しても、そのエネルギーの注ぎ方や方向性次第では、求める結果が出ない場合がある。

自分に無いものを持つ人は輝いて見える。
一方で、相手からも自分が輝いて見えるものが必ずある。

志を同じくして、自分に無いものを持っている相手は輝いて見える。目標を簡単に越えてきたその人は尊敬に値する。
一方で、30年間も努力してきた人が、何も備わっていないはずがない。相手から見れば、それが自分に無いものとして輝いて見える。自分に無いものが輝いて見え、お互いに通じるものを感じる。

自分に無いものは、いくら努力しても埋められない。
でも、無いものを持つ誰かと一緒なら、それを補い輝いていく。

自分に無いものを持つから相手を尊敬する。それは相手も同じ。お互いに無いものは有る。志を同じくし、一緒になって目標に向かえば、1人では越えられなかったものが越えられる可能性を持つ。お互いの有るものでお互いの無いものを補い、時にはお互いを見て自分を律し、自分を柔軟に変化させて高みを目指すことができる。

信頼で繋がることで、どんな逆境にも凛としていられる。
その姿、成果は人の心を動かす。

相手の志の高さ、思考の深さ、圧倒的な努力の差。自分には無いものを持つ相手への尊敬。それに対する信頼。目指すものが同じで、そこへたどり着こうとする熱量も似たものがあれば、深い絆で繋がる。
お互いを信頼し繋がることで、どんな逆境にも凛としていられる。「今、自分たちにとって正しいことをしているのか?」迷ったらそれを確認し合える相手がいる。その姿や成果が人の心を動かし、やがて志を同じくする仲間が増えていく。

物語はフィクションだか、いろんな気づきを得て自分の生き方に取り入れることで、自分の中でノンフィクションとして物語を綴ることができる。

他にもいろんなことを教わったので、またの機会に整理して書いてみる。

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