【読書】活字が苦手な僕が読書の習慣化に成功した理由
今回の記事では、活字が苦手だった筆者が読書の習慣化に成功した方法と考え方をまとめてみましたので、ぜひ最後まで読んでみてください!
【読書をしない理由】
実際に筆者が読書を避けていた主な理由をご紹介します。
読書のしない方にもいくつか当てはまるのではないでしょうか?
・一冊読み終えるのに時間がかかる
・そもそも文字を読むことがストレス
・映像化された作品を視聴する方が早い
他にも理由はいくつかありますが、読書をしない主な理由はこの三点でした。
では、上記の読まない理由に対して、筆者の現在の見解を説明します。
・一冊読み終えるのに時間がかかる
一日で完読するのが目的であれば時間はかかるでしょうね 笑
「読んだ」という結果は一日で完読しようと、一ヶ月で完読しようと、「読んだ」という結果になります。
『一日10分読書』『一日10ページ読書』これが『一日1分読書』『一日1ページ読書』だろうと読書の目的は「読んだ」という結果なので、完読までの時間は違えど同じ終着点なのです。
【結論】:読書は完読が目的。時間を分けて読書しても結果は完読。
・そもそも文字を読む事に抵抗がある
人が物事に抵抗を感じるのは知らないからであると考えています。
将棋で例えると駒の動かし方を知る必要があり、知らなければ試合ができません。
知れば指せる、指せるから試合ができる、試合ができるから学べる
つまり、知らないから始められない、それが抵抗だと考えます。
今は時代が変わり、人脈で情報を仕入れる、本屋や図書館に行って調べるといった手間がありません。
何事においても、知らない物事を検索して数秒で知ることのできる時代です。
端的に言えば知ればいい、ただそれだけで苦手が得意に変わるのです。
では、読書をするには何を知る必要があるのか?
筆者が思うに「言葉を知る」が読書に必要なルールだと考えます。
前述した数秒検索で言葉を知ればいい、これだけで読書が可能になるのです。
読書にはもう一つ恩恵があります。それは「言葉を知れる」という恩恵です。
※「言葉」とは単語や文法、その他文字で表現をすることを指します。
【結論】:知らないから抵抗が生まれる、知れば抵抗がなくなる。読書には「言葉を知る」ルールはあるが、「言葉を知れる」恩恵もある
・映像化された作品を視聴する方が早い
限られた時間内に視聴者に分かりやすく見せて、原作を購入してもらう事を目的にしているのがドラマやアニメ。(オリジナルは含まない)
故に、原作を要約して表現するので、映像では含まれていない要素が沢山あるのです。
制作工程が『読み解く』→『考える』→『表現する』であるならば、視聴者は『表現する』の部分しか作品を味わえていないのです。
何故なら『読み解く』→『考える』を制作側が行い『表現する』のが映像なので、視聴者は想像力、読解力、文章力など読書で身につく術は任せきりと言う事。
結果、映像では表現しきれない作品の奥深くまでは味わえていないということ。
結論:読書をする事で想像力、読解力、文章力などが身に付きます。
脳機能向上の術を任せるのは勿体無い。
映像には表現する魅力があり、小説には深掘りした心理描写などもある。
小説と映像二つを楽しむ事により、初めて作品を知ることができるのです。
【読書の始め方】
実際に筆者が読書の日常化に成功した方法を説明します。
・映像化作品を視聴しよう
最初はドラマ、アニメどちらでもいいので映像化された作品を視聴し想像力の補完をしましょう。
映像化された作品は制作側が原作を読み想像した世界なので、初めて読書を行う時イメージできないと漠然としたままシナリオが進行してしまい躓いてしまうのです。
まずは、映像作品を視聴した作品の小説(ラノベも可)を読んでみましょう。
【結論】:好きな映像化作品視聴後に原作小説を読むと想像が補完されるのでスムーズに読みやすい。
・筆者が読んだ最初の作品
実写とアニメで映像化されている米澤穂信先生の学園ミステリー作品『氷菓』は、筆者が初めて小説を手に取り、初めて完読した作品です。
この作品がなければ小説を読む事すらなかったかもしれません…
古典部シリーズと称されている作品となっておりまして、『氷菓』含め現在は6作品出版されています。
個人的には京都アニメーションが制作されたアニメ『氷菓』を映像視聴後に小説を読んでみるのがおすすめです。
・筆者おすすめの便利アプリ
筆者が今も愛用している電子書籍アプリをご紹介します。
1日10分無料で読めて、翌日には続きから10分読めて、重ねて最後まで読み切る事のできる優秀なアプリです。
理想は実際に本を手に取り読んでいただく方が一番いいのですが、初めての読書にはこのアプリが丁度良いかもしれません。
筆者はアニメが好きで、続きが気になった作品をこのアプリで検索して毎日読んでいます。
余談ですが、現在は「ようこそ実力至上主義の教室へ」を1日10分読んで楽しんで
ます。めちゃくちゃ面白いのでおすすめです!
※作品全てが読めるわけではなく一部対象の作品のみ10分読み可能なのでご注意
【読書の恩恵】
具体的に読書をする事で得られる恩恵とは何かを詳細に三つに分けてお話したいと思います。
・想像力と創造力
同じ読みなのに実は意味が違います。
想像力とはイメージのみを指しますが、創造力はイメージしたものを現実に作り出す事を指します。
脳内で好きな絵を思い浮かべるのが想像、思い浮かべた絵を描いた作品が創造。
小説とは文字を読み解き、背景や人や物を想像しながら読むので、「想像する」を使用する脳の部位が鍛えられます。
結果、想像力を鍛える事によって、創造する力を養っているので、社会でも想定して実行する能力が同時に養えているのです。
【結論】:想像がなければ創造ができないので、創造するために想像しよう。社会では想定して実行する工程が必須であり、同時に鍛えられる恩恵がある。
・文章力と会話力
文章力と会話力が磨かれるのは純粋に語彙や文法を読書で得られるからです。
文章力と会話力とは密接な関係性があり、語彙や文法の覚えた数が会話や文章作成に反映されるのです。
実際に読書をしなかった当時の筆者は、会話力が乏しく伝えたいことも上手く伝えられないこともよくあり、文章を書いても分かりにくいなど上司によく言われたものです…
ですが、現在ではこうやって記事を書けるようになったわけです。
【結論】:会話力と文章力を磨くには語彙や文法に触れることが重要であり、読書をする事で触れる機会が増えるので効果的である
・読解力と理解力
読書で読解力と理解力が鍛えられるのは言わずもがな有名な話です。
では、読解力と理解力について説明しましょう。
読解力とは?
著者が文章で何かを伝えたいから執筆する。著者が何を伝えたいのかを文章から読み解くのが読解力。
理解力とは?
数学で例えるとA+B=Cになるといった理屈がわかる事。基礎的な理を解く力が理解力
つまり、文章から感情を読み解くのが読解であり、意味や理由が分かることを理解と言う。
【結論】:理解力も読解力も読書をする上で使う必要があり、反芻する事でより鍛えられる。
【まとめ】
1.まずは映像作品から視聴して想像を補完する事から始めよう
2.視聴した作品の小説を買い、目に付くところに置いておくとすごく良い(紹介したアプリでも可)
3.1日1ページでも良いのでまずは文字を追う事から始めよう
4.知らない言葉はすぐに検索!覚えようとしなくていいので、調べて理解する事が大事!
5.1〜4を繰り返しまずは完読しよう!
6.本を読み終えたら自分なりに感想を脳内でもいいので具体的に考えてみるとさらに楽しめます!
7.1〜6の工程が終われば映像化されてない作品にも挑戦してみるのもおすすめ!
映像化作品のみに絞って本を読んでも問題はありません。読書が日常になる習慣化が重要なのです。
少しでも読書に興味がある方の背中を押すきっかけになればと思います。
2023/04/07 更新