あと十五夜寝ると池袋リビングループ
IKEBUKURO LIVING LOOP の裏話 ─第5話─
冷たい雨が続きますね。あんなに暑かった夏が嘘のように。
そしてあっという間に今年のリビングループがやってきます。
1話、2話、3話、4話。
今までの四年間をお読みいただいた皆さん、ありがとうございました。
幸いにして今年の池袋リビングループは晴天に恵まれそうですよ。
気が付きましたか?あんなにこだわっていた英語表記だったのに、3年間のこだわりをあっさり捨て、日本語表記も使いはじめました。
2020年はそういう年です。きっと。
なぜ日本語表記もはじめたかはもうちょいしたらお話しします。
今週は火曜日の20時から21時半までと、木曜の15時から16時半まで、二回にわたり、IKEBUKURO LIVING LOOP 2020の出店者説明会をオンラインで開催しました。
今まではリアルに集まってやっていたので毎年1回のみ、豊島区役所に20時に集まって開催してきましたが、コロナ禍の今、オンラインに切り替えることで二度にわたり、しかも一度は15時からという飲食店事業者や保育園のお迎えに行く前のお母さんなどに参加しやすい時間に開催することもできました。
やってみて。
なんて楽しいんだろうが実感です。
もうイベントなんてどうでもいい。そんな風にさえ思える時間でした。
ひとつの街の当事者たち、飲食店、ロースター、アクセサリー作家、アパレル作家、魚屋さんなど、さまざまなお店屋さん、まさにまちそのもの。そんな皆さんがオンラインで一堂に介して、コミュニケーションをとりあう。
これってなかなか奇跡的なことだったのかもしれませんね。
まちの活力が結集することのパワーを今ひしひしと感じています。
このコロナ禍の半年、今一番ほしかったことなのかもしれない。
この4年やってきて、はじめてまちの魚屋さんがでてくれるんです。
なんかもうマーケットそのもの、ある意味まちを使ったスーパーマーケットじゃん。
屋外で鮮魚売るのはさすがに...なんで今回は鯖サンドや魚介のスープの販売なんですが。
とっても嬉しい。
ああ、どんどん楽しみになってきた。
不安よりも楽しみが大きくなってきた。
新しい日常を育もう。
お互いを思いやる優しさと、心の底からの冒険心をもちよって、ともに育んでいきましょう。