『環境が無力感を植え付ける!?』 プチっとスタディ vol.95
[キーワードと言い換え]
学習性無力感
≒
自身の行動による効果の見込めない状態が続くことで植え付けられる無気力感
[プチっと解説]
あなたも
「これ、やってる甲斐ないよなぁ…」
と感じた行動って続ける気力が薄れますよね?
ずっと同じように努力しているのに実る気配がないなんて、
絶望にも近い感覚かも知れません。
(つら…)
vol.10のイシューが何かしら存在しそうです。
誰しも生きていれば、
どこかしらのタイミングでは感じることがあるものではないでしょうか。
そんな時には著しくモチベーションも下がることと思います。
(だだ下がりですぜ)
自分の継続している何かの行動に結果が伴わず、更に結果が出る期待も望めない場合に、
その行動の意味を見失ってしまうことは学習性無力感と言われているんやで。
(急に語尾どうした?笑)
僕も一定の語尾で整えることに対して学習性無力感が表れているということですねん。
(なんとなく打っただけだろ)
それでは僕の乱心?に呆れられる前に深掘りといこうじゃないですか。
(逃げた笑)
[更に深掘り]
「行動の意味がない」ということを学んでしまうことで
モチベーション低下に繋がってしまうというのが学習性無力感ですが、
なんとも切ない現象です。
もともと人はストレスから逃れる生存本能のようなもので行動を取る、
といった傾向も持ち合わせています。
本来であればストレスを避けようとする欲求は強い動機です。
(確かに嫌なものからは逃げたい)
皆さんの中にも
ストレス解消としてリフレッシュの為の計画を立てて実施する方も多いと予想しています。
もしもそれがストレス解消に効果を表さないとなれば、
計画を実行しなくなるどころか、計画する気力すら奪われてくることは想像に難くないですよね。
あるいはやることなすこと周りの人に批判されるようなことがあると、
茫然自失で何もしたくなくなります。
(もういやって感じね)
後者については
自分以外の周りの人を含めた環境からも影響を受けるパターンの学習性無力感です。
こういった感覚に晒され続けると、
うつ病などの精神疾患を発症しやすくなってしまいます。
(それはそうかも…)
もしかしたらあなたも意識しないうちに誰かに学習性無力感を抱かせているかも知れません。
(えっ・・・)
そうなると結局自分にとっても不健全なので、
vol.87のようにリフレクションしつつ未然に防げると良さそうです。
本人もvol.85のようにリフレーミングできるといいのですが、
難しいこともあるでしょう。
自身のアクションを切り替えて解決するものならまだしも、
取り巻く環境が植え付けている無力感なのであれば、
周りも環境改善に努めた方がいいですからね。
(その通りだ)
[投げかけ]
あなたも無力感を抱かせる環境を
つくらない、また改善する為の手段を考えてみてはいかがでしょうか?
以上
今回は学習性無力感を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『バタフライ効果』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!