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『怒りに向き合いコントロールする!?』 プチっとスタディ vol.78
[キーワードと言い換え]
アンガーマネジメント
≒
怒りやイラつき等の感情と上手く付き合い問題解決に繋げる技術
[プチっと解説]
あなたも
どうしようもなく怒りの衝動に駆られて感情に身を任せてしまったことはありませんか?
(そんな問いかけ前にもなかった?)
怒りは非常に強い感情なので、
その分発言や行動にも大きな影響が出ます。
挑発的なもの言いになってしまったり、
暴力的な態度をとって下手すれば他者や何かに危害を加えてしまったり…
そんなことって誰にも少なからずあるはずです。
(うん、たまに出ちゃう)
怒りに身を委ねてしまうと「良い結果」に繋がることはほとんどありません。
ただ無くすことも出来ない大事な感情の一つでもある為、
なるべく上手く付き合っていく必要があります。
その為の技術がアンガーマネジメントです。
これが身につけられたら、
あなたの対人関係も更に良くなる気がしますよね。
では更に詳しく読み進めましょう。
[更に深掘り]
アンガーマネジメントの一つとしては
vol.55でも取り上げたリアプレイザルが挙げられます。
そもそも「怒り」という感情が沸き起こるには段階があり、
不安、恐怖、疲れ、悲しみ、淋しさ、ストレスなどのネガティブ感情が前提として存在します。
(いきなり怒るわけではないのね)
前段階のそれらの感情は「第一次感情」と言われ、
怒りに関しては「第二次感情」にあたるのです。
リアプレイザルは怒りに変わる前の「第一次感情」の時点で働きかける為、
事前対策が可能でした。
せっかくなら怒りに至らずに済む方が健全なので、是非リアプレイザルの回も読み返しておくことをオススメします。
とはいえ、怒りを感じてからも出来ることはあります。
(なんと)
そこでもまたリアプレイザルです。
(おい)
怒りを感じたら、それがどの程度の怒り具合なのか点数付けしてみるのはありかもしれません。
怒りを自身で点数付けすることが再評価に繋がり、
自身の感情の客観視をすることが可能になります。
リアプレイザルは「再評価」という意味の単語です。
自分を俯瞰して見ることが出来れば自然と感情が落ち着いてきます。
自分の感情への少しマクロ的な視点を作り出すんですね。
※マクロといえばvol.58
なお怒りは衝動的な感情の為、’6秒ほど待てば’収まりやすくなります。
ただしその間、怒りに任せた言動を表に出してしまうと逆に助長されるので注意が必要です。
モノや人にあたったり、独りでブツブツ言って発散しようとする方は気を付けなければなりません。
その行為で発散することは出来ないですから。
(そうだったんだ…)
ちなみに6秒というのは、
興奮状態をもたらすアドレナリンというホルモンが体を循環するまでに要する時間となっていて、
その時間を静かに過ごせれば怒りもやり過ごせるということになります。
この際「怒りを感じたら羊を数える」などのif-thenルールの設定はいかがでしょう?
※if-thenルールはvol.25にて
余談ですが、夜眠れない時に羊を数える慣習が昔からあるのも
アドレナリンを抑える効果を期待したものかもしれませんね。
怒りをコントロールすることが出来れば物事を円滑に進めやすくなるので、
アンガーマネジメントも是非身につけておきたいスキルです。
[投げかけ]
あなたも怒りを予防、制御する方法を実践してみてはいかがでしょうか?
以上
今回はアンガーマネジメントを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『ピグマリオン効果』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
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