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#君たちはどう生きるか をどう見るか?

(c)2023 Studio Ghibli

#君たちはどう生きるか
遅まきながらお盆休みの最中、見てきました。
ビジュアルのとおり「ひたすら鳥がたくさん出てくる」先入観に違いない作品です。

予告編🎥もついに公開されましたね👀https://youtu.be/f7EDFdA10pg?si=zpvJNlEfxTsWrvUT

#ネタバレ
になりますが、劇中で宮崎駿先生を思わせる老人が出てきたり、時空のゆがみであっちの世界、こっちの世界を行き来したりするところ。
城や塔も出てくるので、ドラクエ世代の私がひとことで表現すると、「ドラクエみたいな映画」という印象です。

ストーリーについては、
#鳥だけに話があちこち飛ぶ
と言いましょうか、話の伏線が時間・空間・人間関係と3つの軸に飛ぶので、理解はやや難しめの作品です。
そのため、居合わせたほかのお客さん反応まばらでしたが、途中すすり泣く方もおられました。
「人は皆母から生まれる」という、当たり前ですが忘れがちな、大切なこと。冒頭のシーンで主人公眞人くんが抱いた「母への想い」を、後々のシーンで自分自身に重ねてゆくと、自然ともろもろの感情が"ジワる"仕上がりです。

「宮崎駿先生の引退作?」と思わせる、「後進にバトンを渡す」ようなメッセージも織り込まれ、しみじみ鑑賞できました。
宮崎駿先生の生い立ちも、タイトルを借りた原作の初版時期1937年(戦時中)の背景とも重なるところがありました。終戦記念日も迫る8月11日レイトショーで観たのですが、夏の盛りということもあり、「戦争と平和」についてなおさら考えさせられました。
まるで「宮崎駿先生の私小説」と呼べる渾身の一作。
スタジオジブリ史上最大の製作費を投じただけに、雲間から射す光のひと粒まで美しい仕上がりでした。

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#スタジオジブリ作品 #スタジオジブリ
#地球儀 #米津玄師 #木村拓哉
#あいみょん #菅田将暉
#私小説 #鳥だけに話があちこち飛ぶ
#ネタバレ

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