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映画鑑賞記録 No.8「まともじゃないのは君も一緒」

日本/2020年

自分がふつうじゃない側の人間だと理解しているので、ふつうの人と話すときは、極力自分の話をせず、当たり障りない相槌を打ち、当たり障りない質問だけをするようにしている。少しでも気が緩むと、ふつうじゃないことがバレて、その場にいられなくなるから、いつもピンと気を張って生きてきた。

ふつうじゃないことを貫き通すこともできず、本当の自分をずっと隠してきたし、結婚なんて絶対無理だと諦めていたけれど、映画を観て、「そうか、ふつうじゃない自分を見せてもそばに居てくれる人とだけ付き合えば良いのか」と改めて実感。行動に移す勇気をもらえた。

相手の言っていることがわからなくても、追求せずに流し続けてきたけれど、今後はわからないことははっきり聞こう、知らないことは知らないと言おう。相手の言っていることに意味がないとわかっても、そばにいたいと思う人と一緒にいよう。
どういう感情?という質問は意外と使えそうだ。


ところで成田凌は役によってカッコ良く見えたり、カッコ悪く見えたりして、凄いなとしみじみ。すごいね俳優は。

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