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平手友梨奈を憂う

私はこの方4年近く平手友梨奈を憂いている

なぜか、

好きだからだ

30を過ぎた2児の母である私が

20歳の女の子が好きなのだ

でもそんなことどうでもいい

平手友梨奈を一言で表すと

賛否両論

これにつきる

好きと嫌いがこんなにもはっきりと別れる人は珍しい

多分私も、彼女をよく知らなければ、嫌いの部類に入れていたかもしれない

でも、知れば知るほど、なんか見入ってしまう存在なのだ

なぜ、こんなにも気になる存在なのか

私の中に一つの答えがある

それは

彼女の中にゆるぎない哲学が存在するからだ

人に求められてるものに応えるのではなく

自分の中の求めるものを追い求めているのだ

そしてそれを徹底しているのだ

それってさ

確かに、社会の中で考えたら許されないことかもしれないし

協調性を重んじる日本ではタブーだったのかもしれない

それを未成年の女の子がやってしまったら

天狗だの、ワガママだの、大人に甘やかされすぎているだの、色々言われてしまう

でもね

それができるって本当にすごいことなんだと思う

そしてそれを許されてきたからこそ

欅坂の頃の、見ている人の心に焼き付けるパフォーマンスがあったんだと思う

だからね

私は、その哲学を大切にしてほしい

彼女のやり方を、見守ってみたい

だって、そんな稀有な人いないから。


話はとぶけど

ピカソやゴッホの絵をみて、感動する人ってどのくらいいるのかな

感動するにしても

それがピカソやゴッホの絵であると知らなくても、同じくらい感動できるか聞いてみたい

多分

世界的にすごいとされているから、すごいと思うだけだ

どこがすごいと聞かれても、なんかすごいとしか言いようがない

でも

その絵には、考え抜かれた背景、生み出された奇跡があるから、すごいのだ

誰に教えられたのでもなく、求められたのでもなく、

自分自身の中から出てきた探究心を、貪欲に突き詰めた表現がそこにあるのだ

平手友梨奈はまさにそれだ

ダンスが上手い、歌が上手い、は再現性が高いが

彼女の追い求めた表現は、彼女にしかできない

それが価値だ

それを大切にしてほしい

それが、私の心からの願いだ

もし、彼女の良さがわからないという人がいたら

それは、ピカソより、普通にラッセンが好きなだけだ

それはそれでいい

だからもう何も言わないで

彼女のニュースが出るたびに

そう思うのだ。

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