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ゲームブック制作日誌(3)

 文学フリマ東京36に合わせて制作しているゲームブックの進捗状況を書き記しております。前回の記事はこちら↓

 目下、本文の修正を放置中断して、絵と組版を進めております。

InDesignで仮組してみました。パラグラフが右下、サイコロが左下に入ります。
一枚絵とは別に、小さい絵を載せる予定なので、仮配置してみました。
やはり左右どちらのページに置くかを念頭に入れて描かないと収まりが悪いことが分かりました。そりゃそうだ。
実際には、↑のような凸凹配置ではなく、
読みやすさ重視で四角い余白を取って配置する予定です。

 組版はInDesignで行います。
 先日のつぶやきにも記しましたが、参考にしているゲームブックを元に組んでみると、もともと文章を書くために使っていたワープロアプリ(LibreOffice Writer)の設定(42W*16L)よりも1Pあたりの文字数が少なくなってしまいました(41W*16L)。文字サイズは12Q(約8.5pt)です。世の中の本文文字サイズは年々大きくなっているということもあり、無理に文字を詰めるよりも読みやすさ優先で組むことにしました。


表紙カバーと帯の仮デザイン。カバーは蛍光ピンク*黒、オビは金*黒の二色刷りを予定。
作者表記は必要かどうか。なくてもいいような。
あらすじを載せていますが、裏に回すかもしれません。
(広く興味を持ってもらうことを目指してゲームブックの説明のみにした方がよいか、
いや、そもそも見てくださるのはすでにゲームブックが何かご存じの方だけという
気もするのでそれよりあらすじに重点を置く方がよいかもと思ったりなどして)

 それから表紙絵と表紙をぼちぼち作成。木と葉の描写が微妙なので、配置調整も含め修正予定(ちまちま描き込んでしまいましたがもっと白黒対比を付けたい)。人物ももうちょっと何とかならないかと思いつつ……。少し置いて調整します。

 表紙カバーのデザインはIllustratorで作成します。
 二色刷りなので、絵の部分はピンク部分と黒部分を分けたうえでillustrator上で着色(グレースケールの画像を特色に置き換える)する必要があるのですが、それは絵が確定してから作業します。
 CSP上で色を付けたものを配置して、表1の部分だけ仮に作ってみました。ついでにオビも。
 背表紙は、本のページ数=厚さの見込みが立ってからデザインします。とはいえ、折り返しの部分も含め、何となくは決めていかねばと思いつつ。
 時間に余裕があれば本体を刷って厚さを確認してからカバーを印刷に出す方が良いかなと思っておりますが、さてどうなりますか。

 裏表紙は、
・舞台となる森の地図(裏表紙に載せるかどうかは別として、別紙で刷って付録にすることも検討中)
・あらすじ(説明)+小さい絵
・あらすじ(説明)のみ
……のどれかを載せることを検討中。オビにあらすじを載せるなら、重複するので裏表紙には載せなくてもいいような気がしたり、あった方が親切な気もしたり。

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