必要な行動は?
幼い頃からみんなで同じように遊び、同じ絵を描き、学校に入ったら制服で格好まで同じことが求められ、同じ科目を同じように習い、引き続き社会でもみんなと同じルールを守って、みんなで協調して生活する。安心感があり居心地が良いこともあるが、同調圧力を感じたり、出る杭は打たれることもあったりする。
高校のハンドボール部のコーチが言っていたことをふと思い出す。ハンドボールはゴールキーパーの隙を狙ってゴールを決める競技だが、みんなキャッチボールで人のいるところにボールを投げることに慣れてしまっているため、無意識でキーパーにボールを投げてしまう。その染み付いた自動化された行動パターンをまずは塗り替えることから始めなければならないらしい。
人のいないところにボールを投げてシュートを決めるのと、人と違うことをして仕事をしていくことが、重なって見える。
ブルーオーシャンで少数派の強みを生かしたほうが、希少価値が上がる。
人と同じことをしていると、価値が下がり、すぐに埋もれてしまう。
無意識に人と同じことをする癖を自覚し、人がいないところにボールを投げること、つまり人と違うことをすることに慣れ、隙間を見つけて得意なことを発信提供していった方がいい。
はじめの一歩として、自分の興味や好奇心を大切にすること。自分は何をどうしたい、どう思うかを都度確認すること。ちゃんと自律して考えること。そして少しでも行動に移すこと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?