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空中に傷跡

空気に晒さないと傷はかさぶたにはならない……おはようございます 私です。自分でひん剥いちゃったところがおもったよりひどい傷になって、ビビって、絆創膏を貼って、朝、剥がしたら、せっかくかたまりかけていた膿ごと剥がれ、たぶん空気に触れないと傷は治っていかないのに、ビビって、絆創膏を貼りなおしました

飛行機でラストマイルをちょっと観てさ いろんなことを考えてた ううん おなじことをぐるぐるぐるっと考えてた
観た後のメモに書いてあったこと(ラストまでは観ていないです)→爆発と、それによって起こるすべて という感じがした/描くことは選ぶことで、でも描かれないことは選ばれないこと というのは嫌になるほど傲慢で、でも物語が世の中に特別なものとして存在する以上、わたしたちが映画を観て感動したり考えたりする以上、物語に描かれない(選ばれない)ことにはかなしい意味がついて回る/物語になることの意味からは だれも逃れられない/物語を描くことの意味からは…/というふうに考えるのはそもそも この映画が本来爆発によって描かれない人たちを描いているとおもうからだ/犯人と、その過去、その周辺だけの物語/ではない/(メモにあるのはここまで)/爆発と、それによって起こるすべてのこと/をこの映画では描こうとしていて でもそんなのは無理がある/でもでも 選ばれない人を生まないためには、すべての人を選び続ける必要があって(全員の手を取り続ける 本当に、全員の)/だからわたしたちは物語を描き続けるんだろう 辞めちゃいけないのだ はじめたからには、最後の一人になるまで、続ける/これをやるいちばんいい方法は、アンナチュラルを無限に続けることだと思うんだけど/でもアンナチュラルを無限に続けるわけにもいかないからね/アンナチュラルを、無限に観たいけども
感想って観終わってから言った方がいいのかな?と思ったけど、いつになるかわからなそうだから、言っておいた!

でも…

選ばれなかった名前を
呼び続けてる光がある

BUMP OF CHICKEN『オンリー ロンリー グローリー』

夢で小川洋子を読んで、小川洋子がやっぱ好きだー!と思ったけどたぶん小川洋子じゃない小説を読んでいて、じゃあなにを読んでいたんだって考えたら、たぶんわたしが書くことになる小説を読んでいたのだ。ただしく言えば、小川洋子っぽいけどなんかもっとわたしの好みっぽい小説はまだこの世に存在していなくて、あたしが今からそれを書くことになるのだ という話。

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