初めまして。まずは自己紹介から。
初めまして。
札幌市でプロダクトデザインの仕事をしている鳥海です。
プロダクトデザインといってもいろいろありますが、私が得意(好き)なのは生活雑貨。主に日本の工芸や技術を取り入れた日用品の開発を行なっており、現在はフリーランス兼株式会社二風谷ワークスの役員として奮闘中です。
▼二風谷ワークスのWEBサイトはこちら
https://www.nibutani-works.jp/
自分がこれまで培ってきたデザインスキルや思考方法、実際にデザインした商品の開発秘話などを記録するため、noteをはじめてみることにしました。
ごくごく平凡な地方デザイナーではありますが、この記録がデザイナーを志す誰かの背中をそっと押すのに役立てば・・・そんな思いで書いていこうと思います。
まずは、簡単に自己紹介をさせていただきます。
・1993年生まれ
・趣味は自然に趣くこと
・主に夏はキャンプ・渓流釣り・軽めな登山 冬はスノーボード
・将来の夢は犬を飼って理想のお家で暮らすこと
_デザインを学んだ学生時代
建築士の父と絵が上手な姉の影響を受けて、ものごころついたときから図工や美術が好きだった私は、なんの迷いもなくデザインが学べる地元の大学へ進学しました。
そこでは製品デザインを専攻し、コンセプトメイキングや3DCAD、木工や金工といったあらゆるジャンルを学ぶうちに、日用品やあたたかみのある手仕事に惹かれるようになっていきました。
一時は木工職人になりたい!と思い、就職先として家具メーカーを候補にしていたのですが、結局一つのジャンルに絞りきることができず、あらゆる日用品を作っている奈良の生活雑貨メーカーに就職することになります。
_インハウスデザイナーとして働いた会社員時代
「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げ、全国の工芸メーカーと生活雑貨を企画・製造する株式会社中川政七商店に新卒で就職。1年の店舗勤務を経て、奈良本社に異動し、最初に配属されたのは生産管理課という部署でした。
そこは商品の量産を担う部門で、主に商品の発注、納期管理や検品、店舗から返品されてきたB品の対応などをしていました。
ものづくりの中枢を担う仕事にやりがいを感じつつも、どうしてもデザインをやりたかった私はその意志を上司に訴え続け、本社勤務3年目にして、ようやくデザインの仕事を担当させてもらえるようになったのです。
しばらく生産管理とデザインの兼業が続くわけですが、最終的にはデザイナーとしてさまざまな商品作りに携わることができました。
その後、コロナがきっかけとなり地元札幌へUターンすることを決意します。
_役員兼フリーランスとして現在の仕事に至るまで
札幌に戻ってからは、半年ほど金工関係の工房に勤めておりましたが、オーナーのご夫婦と折り合いがつかずに辞めようか悩んでいた頃、学生時代に知り合った企業の社長が「一緒に仕事をしないか?」と私に声をかけてくれたのです。
そこで、二風谷ワークスの代表でもあり、当時(今も)二風谷でゲストハウスを経営している萱野を紹介してもらい、一緒にアイヌ文化を取り入れたものづくりを始めることになったのです。
二風谷ワークスは2022年3月に4人で立ち上げ、現在は4期目を迎えております。まだまだ発展途上ではありますが、自社ブランドの立ち上げ、2度のクラウドファンディングで目標を達成、ジャパンハウス・ロンドンで商品を展示するなど、着実に実績を積み上げています。
というのが、ざっくりとした私のこれまでの経歴です。
デザイナーとしてはまだまだレベルアップが必要ですが、それでも、日本のものづくりにかれこれ9年くらいは携わっているので、もしかしたら私の経験が誰かに勇気を与えたり、何かを始めるきっかけになるかもしれない。ふとそう思い、noteを書くことにしました。
特に今、アイヌと一緒に仕事をしているのは、奇跡のようなご縁の連続で、また、自分がやるべき使命だとも思っています。
(この話についてはまた別の記事で言及します。)
「使命を持って働けている」
その環境に感謝しながら、日々デザインと向き合っています。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?