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スタンスを取れ、そして言語化せよ

スタンスを取るという覚悟

「何を考えているのか分からない」
昔、上司からそう言われたとき、胸に突き刺さった。
会議で沈黙することが多かった当時の僕にとって、その言葉は「怖さに縛られている自分」を改めて気づかせるものだった。

「どっちの意見にも一理あるし…」と曖昧な言葉でその場を流していたのは、間違えることが怖かったから。意見を出して批判されたら?責任を負わされたら?——そう考えているうちに一歩も踏み出せなくなっていた。

しかし、そのままではチームは動かない。何も進まない。スタンスを取るとは、ただ意見を言うだけではなく、自分の考えを明確に示す“覚悟”を持つこと。その覚悟こそが、プロジェクトを前進させる原動力になると知ったのだ。


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