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自然栽培でナスを成功させる
みなさん、こんにちは、家庭菜園研究家の廣瀬です。栃木県南部で、無肥料、無農薬で色々な野菜を育てています。今シーズン(2022夏)、自然栽培のナスが大成功しました。今回はその記事を投稿します。
ナスはちょっとだけ難しい夏野菜
家庭菜園でよく作られる夏野菜に、ミニトマト、ピーマン、ナス(以上はナス科)、ゴーヤ、カボチャ、キュウリ(以上はウリ科)などがあります。オクラ(アオイ科)やトウモロコシ(イネ科)を育てる方もいらっしゃるでしょう。夏野菜の多くは、あまり手間が掛からず、失敗することは少ないと思いますが、私の経験上、自然栽培でナスは収量を増やすことができず、難しさを感じていました。そこで冬の間にちょっと準備をし、今シーズンの栽培に挑みました。7月から採れ始め、現在(8月後半)は大人の背丈ほどに成長し(下の写真、まだまだ伸びています)、毎日、採れています。普通のナス、長ナス、丸ナスを1本ずつ植え付け、収量はどの株からも、平均して毎日2個くらいずつ採れます。三人家族で食べきれない状態が、一か月以上、続いています。
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冬の間にした工夫
ナスは肥料食いといわれ、一般的な栽培では肥料を多めに施す必要があると考えられています。私は野菜を雑草の中に植え付け、無肥料、無農薬で自然栽培しています。昨シーズンまでは無施肥のナス栽培は収量が少なかったので、今シーズンは冬の間に畑に穴を掘り、そこに台所から出た野菜クズを投げ込んでおきました。それとそこに米ぬかを振っておきました。
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春に土を被せ、ゴールデンウィークの終わりに、そこに市販のナス苗を植え付けました。ナスは肥沃な土地を好むので(ナスはインド原産で、元々、肥沃な土地で育つ野菜だそうです)、分解された野菜クズで土が肥沃になるはずという考えで、このようにしました。
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7月からぐんぐん育つ
6月中は目立って成長することはなかったのですが、7月になるとぐんぐん伸び、実を付けだしました。次の写真が7月初めの様子です。
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こうして無事、たくさんのナスが採れるようになりました。ほぼ放任ですが、四方に伸びた枝を麻ひもで引っ張り、支柱に括り付けることをしています。そうしないと実ったナスの重みで枝が地面に着くほど曲がってしまいます。
栃木県南部は夏は35度を超える日が続きますが、成り疲れすることなく、現在も花を咲かせ続けているので、秋ナスも採れることを期待しています。その後の様子などもnoteでご報告いたします。
おまけ
一緒に菜園をうろうろする愛犬のハーティです。トマトが大好きで、畑のミニトマトを毎日食べています。ナスは生では食べません。
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