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【2025年1月】Googleのサーチコンソールの表示回数が激減?原因はスクレイピング対策だった
2025年1月16日頃から、Google検索で外部ツール(スクレイピングボットや順位チェックツール)による検索を大幅に制限する動きがありました。
これに伴い、多くのサイト運営者が「Search Console上の表示回数(インプレッション)が激減した」と話題にしています。
本記事では、何が起こっていたのか、原因は何なのか、そしてサイト運営者としてどう対処すべきかを詳しく解説します。
サーチコンソールの表示回数が激減した現象
1日でインプレッションが半分以下に落ちた
午前と午後で大きく数字が変わる
クリック数や順位自体はそれほど変化していない
1日でインプレッションが半分以下に落ちる、あるいは午前と午後の時点で大きく数字が変わる――このような急激な変動が、2025年1月16日前後から各所で観測されるようになりました。
不思議なことに、クリック数や検索順位自体はそれほど大きく変わっていない場合が多く、普通であれば「検索需要の急低下」や「ペナルティ」の可能性を疑う状況ではありません。
そこで注目されたのが、Googleのスクレイピング防止策です。外部ツールやボットが検索結果を大量取得することを抑制するアップデートが行われたことで、従来「機械的な検索結果表示」としてカウントされていた分のインプレッションが急に消えた、という指摘が多くのSEO関係者から出ています。
実際のXの投稿引用
ここでは、実際にX(Twitter)上で同様の事象を報告している投稿をいくつか引用しながら、その内容を確認してみましょう。
山奥SEOの記事、表示回数一気に減ってて面白いw
— わさび| 高校生ブロガー🐬 (@wasabii_blog) January 19, 2025
スクレイピング対策されたもんねw pic.twitter.com/1HDGUZGLpm
おっしゃる通り、imp激減、CTR爆上げ、クリック横ばい。 https://t.co/oVh9uYhc2g pic.twitter.com/h3yvBXgDRp
— 柏崎 剛 | SEO対策 (@tkashiwazaki2) January 19, 2025
googleの仕様変更で外部ツール(GRCなど)がエラーで動作しなくなった
— くじら@副業ブログSEO4年目 (@n92875) January 19, 2025
→これまで外部ツールがかさ増ししていた分の表示回数が激減した
という流れのようですね
たまたま目に入ったので語ってしまいましたが、フォロー外から失礼しましたーhttps://t.co/eq6Y0ONAmW
インプの2/3以上が実は、スクレイピングだったことに驚愕!
— K (@happy_tea_time) January 19, 2025
更に残りの1/3の中には、同じキーワードを狙っている同業者の可能性が高いので、コンバージョンに繋がる実質ユーザー数の表示回数はさらに少ないと思われる。
Googleの検索結果ページにもサーバー代がかかってるのでevil以外には朗報かも。 https://t.co/c6Wb8FRXGL
【原因】スクレイピング対策強化による機械的検索の除外
今回のインプレッション激減を説明する最も有力な原因は、外部ツールやスクレイピングボットによる大量アクセスが、Googleによって大幅にブロック・制限されたことです。
従来の状態
検索順位チェックツール(たとえばGRC、Ahrefs、SEMRushなど)は、大量のキーワードを一括で自動検索することで順位を取得していました。サーチコンソール上では「検索結果にサイトが表示された」回数がインプレッションとしてカウントされるため、こうした機械的検索によって人間の検索以外で発生するインプレッションが多く含まれていたと考えられます。
今回のアップデート
2025年1月16日頃から、Googleがスクレイピング防止のアルゴリズムを強化した結果、そうした機械的検索が通りにくくなり、ツールのエラーや検索結果の未取得が増加しました。それに伴い、これまで含まれていた「偽のインプレッション分」がサーチコンソールから一気に消えた形になり、インプレッション数が激減して見えるようになったのです。
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この数日間、Google が bot 対策の変更を行い、ほとんどの順位取得ツールや Google のデータを収集するサービスが正確にデータを収集する能力を失いました。
大きな変更が少なくとも 2回にわたって発生したようで、最も最近のものは日本時間の 1月17日に発生しました。連発する問題はほぼすべてのデータベンダーに少なからず影響を与えるものでした。
サーチコンソールのインプレッション減少が意味すること
今回の事態に驚かれた方も多いかもしれませんが、クリック数や順位がそれほど変わっていないのであれば、実際のユーザーによる検索需要に大きな変化は起きていないと推測できます。これは、あくまで“水増し”されていた分のインプレッションが除外されただけだからです。
たとえば「クリック数が安定しているのに、インプレッションだけ半減した」というケースであれば、CTR(クリック率)がむしろ上昇している可能性もあります。こうした変化は、偽のインプレッションが減ったことで、よりリアルなユーザー指標に近づいたと考えることもできるでしょう。
また、もしペナルティや大規模なバグが原因であれば、順位やクリック数が急落するのが一般的です。サチコの「手動による対策」に何も通知がなく、世界的に大規模障害が報告されていない以上、現時点でそれらを疑う必要性は低いといえます。
今後の対策と考え方
今回のスクレイピング対策強化で大きく数字が変動した場合でも、実ビジネスやSEOの本質に即した行動をとることが大切です。
たとえば、インプレッションだけに過度にとらわれず、クリック数やコンバージョン数、問い合わせ件数など、ビジネスに直結する指標を最優先でモニタリングするようにしましょう。
スクレイピング対策が進んだことで、Search Consoleの数字がより“生身のユーザー”に近づくのであれば、コンテンツの質やサイトの利便性向上に注力しやすくなるはずです。
また、GRCなどの順位チェックツールは引き続き使う価値がありますが、Googleの利用規約に反する形で大量にリクエストを送っているような使い方はリスクが高まります。今後はAPIを活用する手法や、正規のデータ取得を重視したツール選定が求められるでしょう。
まとめ
2025年1月16日頃から一部で起きているSearch Consoleのインプレッション激減は、Googleのスクレイピング防止策の強化により、外部ツールが機械的に発生させていた“偽のインプレッション”がカウントされなくなったことが主な原因と考えられています。
そのため、クリック数や実際のアクセスが大きく減っていないのであれば、心配しすぎる必要はありません。むしろ、数字がより現実のユーザー行動に近づいたことで、今後のSEO施策を考えるうえで参考になるデータが得やすくなる可能性もあります。
「手動による対策」によるペナルティや、Googleの大規模バグを疑う方は、Search Console内の通知や世界的な障害報告の有無を改めてチェックしてみてください。該当がなければ、アルゴリズム上の正常な動きとして認識し、今後はユーザー本位のサイト改善やコンテンツ強化に注力することをおすすめします。