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おじさんとわかもののバディ作品に想いを馳せる|アングリースクワッドを見た


カメラを止めるな!の上田監督作品、アングリースクワッドをみてきた。
前情報ほぼなしで行ったのと、タイトルに原型がなかったのとで、原作が韓国ドラマの『元カレは天才詐欺師』だと映画館についてから知って驚いた。


税務署に勤める真面目な公務員・熊沢二郎は、天才詐欺師・氷室マコトの巧妙な詐欺に引っかかり大金を騙し取られてしまう。刑事である親友の助けで氷室を探し出す熊沢だったが、氷室は熊沢に対し、ある提案をする。それは熊沢が追っている権力者を詐欺にはめ、その権力者が脱税した10億円を徴収するから、そのかわりに自分を見逃してほしいというものだった。熊沢は犯罪の片棒を担ぐことに戸惑いながらも、自身のある復讐のため、氷室と組むことを決意。2人はクセ者ぞろいのメンバーによる詐欺師集団「アングリースクワッド」を結成し、壮大な税金徴収ミッションに挑む。


元カレは〜のほうは何故か1話でしっくりこず、途中で諦めていたのだが、映画は2時間にスポッとおさまってること、キャストも話の流れも馴染みよかったのでめちゃくちゃおもしろかった。

下手な恋愛要素とかまじでいらない、本当にそう思う。本当になにもなくてよかった。
おじさん&わかもののバディ、と、チーム、最高だ。

途中、主人公岡田将生の家族の話がちらちら出てくるが、最後に全て知った上での
イケメンね〜、両親は俳優さん?(ニュアンス)てめちゃくちゃよかった。
思い返して小気味よすぎる。

前半、本番のその日までの準備やら絡みが若干長く感じて、かつ家族ものであり友情ものでありコンゲームコメディであり、しかも地面師もチラついておーなんか見たことある感じなのかも、とか思っちゃったけど、後半で完全に巻き返された。

いや、よくあると言われればよくあるなんだけど、嫌な要素がなくてむちゃくちゃ気分よく見れる。
程よくドキドキして、程よくほっとして、程よく驚かされてちょうどいい。
何かをグッと心に刻むわけではないけどもう一回見たいかも。

バディ、チームもののそれぞれの特性が生かされるシーン大好き。よかった。
ドラマも今更ながらみるか。

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