Resizable BARを変更して、GPUの性能を使い切る(特定GPU+M/B)
はじめに
この記事はあくまで備忘録です
乱文乱筆ご容赦ください
執筆時点でのバージョン (Windows 11 23H2) で検証しています
なんの話?
特定世代以降のGPU及びM/Bチップセットでは、IOアクセスを高効率化するResizable BAR(AMDの呼称はSmart Access Memory)が標準実装※されています。
※UEFI ROMに非公式モジュールを挿入することで、一部の非対応GPU及びM/Bで有効化することができます。ですが、それなりに大変なので割愛します。
興味のある方は以下2つのリンクをご覧ください。
BAR有効時はGPUの性能を10-20%向上することができます。
以下の組み合わせで正規サポートしています。
なお、GPUに関しては対応VBIOSが導入済みであれば設定は必要ありません。
M/Bに関してはケースバイケースでの対応が必要となります。
GPU
NVIDIA RTX30(VBIOS更新が必要な場合あり)
NVIDIA RTX40以降
AMD RX5000以降
Intel ARC
M/B
Intel 700以降のM/B
Intel 600(手動有効化が必要な場合あり)
Intel 600より前(BIOS更新が提供されていること+手動有効化が必要な場合あり)
AMD 600以降のM/B
AMD 500(手動有効化が必要な場合あり)
AMD 300-400(BIOS更新が提供されていること+手動有効化が必要な場合あり)