お手隙タスクは、すぐに打ち返した方がお買い得だという話
すぴすたこと、セブンデックスの平井です。
2023 Advent Calendar by SEVEN DEX の1日目を担当させていただきます。
セブンデックスの第6期スローガンである「BA・KU・NO・BI (バクノビ)」を体現するために、最近仕事をする上で意識していることについて書こうと思います。
仕事ができる人からしたら当たり前の話かもしれませんが、この記事を読んでくれた誰かの役に少しでも立ってくれたら幸いです。
セブンデックスの第6期スローガンである「BA・KU・NO・BI (バクノビ)」に関しては、こちらに記載しております。
お手隙タスク、後回しにしてない?
「お手隙で、このタスクよろしく!」
と、お手隙タスクを依頼されることは、社会人であれば誰しも経験があることか思います。
皆さんは、上司、同僚、他部署の人、またはクライアントから、そういうお手隙タスクを依頼された際、どうしてますか。
(うわ、めんどくさいなぁ)
(そんな暇ないんだけど)
(これくらい自分でやれよ)
などと、多くの人が何かしらネガティブな感情を抱きながらも
「承知しました!後でやっておきます!」
と、とりあえずその場で空返事をし、そのまま後回しにしているんじゃないでしょうか。
そして、後に痺れを切らした依頼相手から
「この前依頼してたタスクどうなった〜?」
と催促されて、急いで手をつけ始める… みたいなことしてませんか?
だとしたら、めちゃくちゃ損をしています。
お手隙タスクはすぐに打ち返せば、コスパ良くクレジット(信頼)を得られるお買い得タスクなので、この記事をきっかけに、すぐ打ち返す人になっていただければと思います。
お手隙タスクをすぐに打ち返した方がお買い得な理由
そもそも工数が小さい
お手隙タスクはそのほとんどが、工数にして5〜10分程度で終わる簡単な作業である場合がほとんどです。そのため、1日の中で分単位でスケジュールが埋まっているような超多忙な方を除けば、多少の融通を利かせれば打ち返すことができ、本業務を圧迫することもありません。
(もし工数が数時間、数日かかるようなタスクをお手隙で依頼されているのだとしたら、それはもはやお手隙タスクではないので、今回の話では対象外とさせていただきます。)
そもそもの期待値が低い
お手隙タスクの被依頼者はタスクの緊急性が高くないことから、その大半がすぐに打ち返すことをしません。そのため依頼者も、すぐに打ち返してもらえると期待していないことが多く、ただすぐに打ち返すだけ(=優先順位を少し変えるだけ)で、依頼者の期待値を超え、クレジットを得ることができます。
依頼してきたタイミングが旬
また依頼者は、お手隙タスクを依頼しているタイミングが、ちょうどそのタスクを必要とする業務を行っている、もしくは考えている場合が多いので、すぐ打ち返すことで、依頼者の業務を停滞させず、スムーズな仕事運びに寄与することができ、「この人にタスクお願いすると、仕事がスムーズに進むなぁ〜」という印象を持ってもらうことができます。
お手隙タスクを後回しにすると損をする理由
マインドシェアを地味に削り続ける
お手隙タスクを後回しにすると、
依頼者「(そういえば、依頼したタスクの進捗どうなってるんだろう…リマインドしなきゃ…)」
被依頼者「(そういえば、依頼されてたタスクまだやってないな… どっかでやらなきゃ…)」
のように、タスクの依頼者、被依頼者、両者のマインドシェアを地味に削り続けることになります。
"今"は緊急度が低いだけかも
お手隙タスクの多くは、依頼時の緊急度は高くない場合が多いですが、大前提、本業務の間に差し込まれている重要度が高い、もしくは重要度の高い業務に関連しているタスクです。
そのため、後回しにしてる間に、いつの間にか緊急度が上がっていて、お手隙タスク→最優先タスクに変化し、依頼者から「おい!依頼したタスクまだか!」と訳も分からないまま怒られることも。
宙に浮いたまま消滅して何だか気まずい感じに
お手隙タスクの中でも、特に明確に期限があるわけでもなく、緊急性が高くないタスクの場合は、後回しにしたまま、やるタイミングを失ってしまい、うやむやになってしまうこともしばしば。そのせいで、タスク依頼者と被依頼者、両者の間に、
依頼者「(タスクを依頼したのにやってくれなかったなぁ…)」
被依頼者「(タスクを依頼されたのにやれてないなぁ…)」
というような、何とも言えない気まずいムードができてしまったり。
今この瞬間から、お手隙タスクを打ち返せ
周りを見渡してみると、いわゆる仕事ができる、要領が良いと呼ばれる人たちは、当たり前のように、お手隙タスクをすぐに打ち返すことで、クレジットを積み重ねている事実に改めて気づきます。
何となく無意識に、体感的に感じていたこのお買い得な構造を、最近やっと頭で理解して、意識的に取り組むようになってから、社内外の様々なシーンでクレジットを積み重ねることができており、クライアントから追加の発注をいただいたり、社内の新しい施策を任せていただいたりと、確実に「BA・KU・NO・BI (バクノビ)」の体現に繋がっているという実感があります。
この記事を読んだあなたも、上司、同僚、他部署の人、またはクライアントから、お手隙で依頼されているタスクがあれば、すぐに打ち返して、ぜひ「BA・KU・NO・BI (バクノビ)」を感じてみてください。
最後に宣伝
2023 Advent Calendar by SEVEN DEX では、セブンデックスの第6期スローガンである「BA・KU・NO・BI (バクノビ)」を体現していくために、ディレクター、デザイナー、人事、広報、経営企画など様々な職種のメンバーが、それぞれの視点から
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