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【高川山】めざせ登山初心者の話

山行地:山梨県 高川山
日付:2023年2月25日(土)
天気:曇り
アクセス:レンタカー(タイムズカーシェア)

どうやらオフラインマップがあるらしい

1月末に始めて登山のお試しとして大山に登ってみた。
それを経てまだまだ不足しているところが見えてみた。
まずは安全面。
前回登りの時には問題なかったけど、下りの場面で分岐で迷うことがあり、
もし間違えていたら・・・と思っていた。
そこで調べてみるとどうやらオフラインマップのサービス『YAMAP』というものがあるらしい。
オフラインマップ上にGPSから取得した位置情報を載せてくれて、
さらに記録までつけられてしまう優れものが基本なんと無料…!
これは試してみるほかないので早速次の山を探す。

次に道具をアップデートしてみた。
どうやら登山道具には三種の神器があるらしくそちらから揃えることに。まずはレインウェア。
これはモンベルで手頃なものを購入することに。そしてザック。
こちらはコロンビアの街山兼用で使えそうなものをゲット。
登山靴も探してはいたけれどかなり時間を要していたので、この山行には間に合わなかったので、今持っている山っぽい靴のKEENのジャスパーを履くことに。
前回の山登りですれ違った方にそんな格好で登るの?って言われたことがずっと気になっていたけど、これで一端の登山者に見えるかな。

目的地は山梨県

YAMAPのお試しと新しい登山道具を試しに向かうは山梨県都留市の高川山。
道の駅つるをスタートして、登りは松葉入コースを通って小形山を経由するのルート、下りは中谷入コースを通って道の駅つるに戻る周回ルートを取った。
ここを選んだ理由としては3点、
旅行やキャンプで何度も訪れている土地だったので多少の馴染みがあったこと、
そして良い温泉施設があることを知っていたこと、
公共交通機関は使用せずにレンタカー(タイムズカーシェア)を利用して道の駅つるを駐車場として利用すればアクセスが良いことがあった。

道の駅つるを背に。

これが本物の登山道だ

道の駅つるに駐車し、田園地帯と市街地を抜けて登山道に足を踏み入れると、
あっという間に人里と遮断された世界に入った感覚。こんなに山が近いんだ。
整備された階段なんてものはなく、イメージしていたような登山道に喜びと少しの恐怖を覚えていた。
落ち葉を踏みながらがむしゃらに登っていく。
樹林帯なので景色はほとんどないけど空気が気持ちいい。
高川山に行く途中で踏んだ小形山のピークがYAMAP上始めて登頂した山となった。
記念すべきそのピークと思われる場所でバーナーでお湯を沸かして飲んだコーヒーがとてもおいしくて、

これが登山道


普段はバリスタの恋人がコーヒーを淹れてくれた。

高川山の上でおにぎりを

小形山から高川山までは少し急な箇所もあったけど案外すぐに着いた。
道中1組しか人に会わなかったのに山頂には数組の登山者が。
どうやら山の反対側の初狩駅からも高川山まで歩けるらしい。
ここでランチ休憩をすることにして、おにぎりと味噌汁を飲んだ。
普段は味気のなく感じるコンビニのおにぎりやインスタントの味噌汁でもこんなにおいしいものかと驚いた。
大袈裟でなく身体が喜んでいるような感覚だった。
本来は富士山が綺麗に見えるで有名な山らしいけど、この日の眺望は全然ない。
それでもそんなのあまり気にならないぐらいの喜びだった。
せっかく登った山頂を離れる気が起きず、うだうだ山頂に滞在してしまったけど寒くなってきたししぶしぶと下山開始。
また来るね。

急斜面も登る。まるで一端の登山者みたいだ。
曇っているけど嬉しい登頂(1000mに届かないのがいじらしくて良いね)
山頂のランチ休憩。

無事下山

長い下山路山を走って下るお姉さん4人組が僕らを追い抜いて行った。
トレイルランニングというものをここで初めて知って、
とにかく長い下山路が退屈だったので自分も試しにと走ってみたら見事にこけた。
登りで利用した登山道よりも狭い下山道、崖側が落ち葉で隠れていて踏んだらそこに地面がなくて踏み抜いてしまいバランスを崩したので、これ以降落ち葉上を歩くときは注意するようになった。これも経験だ。

登りとは違うルートを歩きたくて周回ルートで下山していたけど、とにかく長く感じた。
登りとそんなに歩く距離は変わらないはずなのに。
一般的に来た道と向かう時と帰る時では帰る時の方が時間が短く感じる言われているのを見たことがあるし、実感もあった。
でもどうやら登山だとその現象が逆転しているように思う。
この問題は今でもずっと続いているからいつかちゃんと向き合ってみたい。

登山口に近づくと小雨が降り始めて、買ったばかりのレインウェアが早速役に立ったのが少し嬉しかった。
道の駅つるに到着すると先ほどのトレランの方々がいて、お互いを労ったの印象的だった。

下山時には雨が降っていた。

振り返ってみて

多分この山にどうしても登りたいというよりは、
新しいサービスや道具を試すのにちょうどよいから登った山がここだったっという山選びだったので、山自体へのモチベーションは特になかった。
その分登山の経験にフォーカスをおけた登山になったと思う。
まだめちゃくちゃな歩き方だったけど、穏やかに少しずつ山頂を目指して一歩一歩と歩みを進める楽しさや、山頂でのご飯のおいしさを知れた山行だった。
願わくば次回高川山に来た時には山頂からの富士山セット付きでのおにぎりを食べたい。


読んでくれてありがとう。

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