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「自分の良いところを5個挙げてみてください」【百の三】
この記事はピース又吉さんのYouTubeチャンネルをきっかけとして書いています。動画のお題は「悩める30代に伝えておきたいこと」
自分の良いところを5個あげてみる
①ここまで生きてきたこと
いきなり全肯定かよって感じだけど、我ながらよく生きてきたもんだと思います。思いの強さに波はあれど「死にたい」と慢性的に思ってきた人生です。それでも(多分)悲壮感漂わすことなくここまで生きてきたことは十分褒めるに値することだと思います、!
②「すこやかに 朗らかに」を座右の銘としているところ
上述したような人生ですが、私の座右の銘はこれです。
これはアイドル(ハロプロ)を好きになって明るさに美学を感じたことと、病気になった親の言動による影響が大きいです。
親に関しては反面教師。元々プライドが高く、いつも自分が正しいと思っている人でした。後にうつ病を発症すると「自分は病気なんだから優しくしろ」と言わんばかりに言葉尻をとらえたり、家庭内の粗を見つけては文句を言ったり、弱っているときには「自分はこんなに辛いんだ」「自分が一番頑張っている」と主張したり。そんな親のあれこれに反論したいことがあっても「それを言ったらまた寝込んでしまうかもしれない」と思うと何も言えませんでした。
なので座右の銘とはまた違いますが「弱さで距離を縮めない」ということを成人した頃から常に心に刻んでいます。(これに関しては10代のころ自分も「弱さで距離を縮め」ようとしてしまって失敗した経験があるのでそこからの学びでもあります)
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③田舎も都会もどちらも楽しめるところ
私の地元は田舎です。見渡す限り田んぼ、畑、山。最寄りのスーパーもコンビニも徒歩40分。そんな場所で育つ中で田舎の風景が好きになりました。多少の不便さも平気です。社会人になって色々な場所で生活しました。地元の人に「何もないところでしょ」と言われても、こういうの大好きです!って感じ。私の好きな場所の特徴を一言で表すと「空が広いところ」か「緑が多いところ」。
数年前に1年ほど東京に住み、今は大阪で暮らしています。都会は都会でやっぱり楽しい。イベントに行きやすいとか、遊びに行くところがたくさんあるとか。近くに友達がいなくてもあまり寂しくない、サードプレイス的な場所を持ちやすいのも都会のいいところだと思います。
「住むことになった場所」を楽しめるのは自分のいいところです。
④自分の顔に愛着があるところ
昔は一重と奥二重の細い目がコンプレックスでした。今はSNSで一重メイクの発信があったり、韓国アイドルの人気で一重にもスポットライトが当たりますが、私が子どもの頃は圧倒的二重主義。一重の子はグッズを使って二重にする子が多かったけれど私はできませんでした。 それをしたらずっと自分の顔を好きになれないままだと思っていたからです。自分の顔のまま自分を好きになりたかった。化粧を落としたときに気分まで落ちるようなことになりたくなかった。だからこの目のままずっと過ごしてきて、いつのまにか愛着が湧いていました。この過程があったことで自己肯定感にも繋がっていると思います。
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⑤「チャームポイント探し」の視点を持っているところ
プライベートなら苦手と感じた人からは離れればいいけれど、職場はそうはいかない。だけど「苦手だな」と思いながら同じ空間に居続けるのはそれもイヤだな。ということで、好意的に接してくれる人は勿論のこと、苦手な人に対しても「チャームポイント探し」をするようになりました。「良いところ」だとちょっと上から目線というか、私が良い悪いを言えるのか……?と思ってしまうタチなので、チャームポイントという見方をしています。こういうところ面白いなとか、そんな一面あるんだ!みたいな部分に出会えると嬉しいです。基本的に職場では「好意の返報性」を狙いまくってきました。チャームポイント探し、けっこう楽しんでやってきたし、それをしている自分のことも好きです。
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さいごに
挙げた5つを眺めてみて「自分の中で完結することばっかりだな」と思いました。5番以外そうじゃない?
もっと他人にも作用する「自分の良いところ」を持っていきたいです。