雨の日

15時に退勤、のち、病院。混んでいた。
涼しいから歩いても帰れそうだったけれど雨だ。

バスと地下鉄で帰る。
なんだか疲れてしまった。

先週の火曜日から試し(慣らし?)勤務を始めて6日目。なかなか慣れない。
仕事自体にはだいぶ馴染んだけれどとにかくへとへとになる。
帰宅したら少なくとも2時間くらいは横たわっていないと何もできない。
留守番していた鳥と遊びたいが起きているのがつらい。鳥だからまだいいけれど(よくないけれど)万が一わたしに家族や家庭があったりしたら大変なことだった。何もできない。誰もいなくてよかった。想像しただけで怖い。

それでも最近は夜お風呂に入っているからえらい。些細なことでも自分を励ましておく。えらい。
寝る前に入浴して髪を完璧に乾かしてから寝ると朝が格段に楽になる。えらい。
このところよく「お風呂キャンセル界隈」という言葉をみかけるようになり、なるほどと思うし意味はわかるのだけれど、使い方がわからない。
書いているうちにわかった、これはもしかして「お風呂(を)キャンセル(する)界隈(の人)」という意味だな?(それ以外にどんな意味が?)
つまり名詞であるわけだから「彼はお風呂キャンセル界隈だ」「お風呂キャンセル界隈においては〜」とかそういうふうに使うのか。なある。
なぜわからなかったのかな。

ちなみにわたしの場合、お風呂の工程において最も負担が大きいのは「髪を洗う」で、その次が「髪を乾かす」です。手間がかかる上に腕が疲れる。頭がつるつるだったら楽だろうな。

髪といえば、最近髪を結っている。
自分の顔の輪郭が好きでないのと、心のどこかで顔を隠したいような気持ちがあるのかどうなのか、髪はまとめずにおろしているのが好きなのだけれど、暑すぎて無理だった。
昨日今日もやや迷ったものの結局は結えて出かけた。これはなんというか、自分にとって何かだなと感じる。精神的な負荷を実用がまさったとも言える。何しろ暑すぎましたよね。
年内くらいには美容院に行ける程度に経済が回復するとよいのだけれど。

それ以前にもう少し体力があってほしい。

時間がゆっくりと過ぎる。
試し勤務の4週間はまだ1週間と2日しか経っていない。早く次のステップに進みたいと思っているのかもしれない、いつもより時間がゆっくりに感じる。
いますぐフルタイムで働くのはたぶん無理だし、このまま少しずつ進んでいくしかないのに、早く早く先に進みたくなるのはなぜなのだろうかな。
過ぎてみればあっという間だった、もう年末だ、今年も終わりだってなっているのかもしれない。
そうであればもっと、いまこの瞬間の今日の1日を生きるべきなのだろうな。
それがなかなかできないな。

それがなかなかできない。

お風呂キャンセル文鳥

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