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試し勤務、2週目。
秋になった。涼しい。
仕事を終わって建物の外に出て、まだ15時半やそこらなのに暑くない。涙が出そうになる。
フィンランドでは真夏もきっとこのくらいなんだ。
わたしはいますぐヘルシンキに行きたい。そして2度と帰ってきたくない。東京以外でそんな街はこの世でヘルシンキだけだね。
ヘルシンキにも鳥の病院はあるだろうか。
日々いろいろなことがあるのだと思うがなかなかまとまったことを書く気力がない。
最近のことを書きます。
仕事。
楽しい。楽しいので嬉しい。
もう少し体力が回復したらもっと長い時間働きたい。
異動できてよかった。
くそばかばかしい(←あっ)朝礼もないし、くそばかばかしい(←あっ)ルールや習慣もない。
現時点で教わっている仕事がおもにExcelのデータを加工したり集計したりするもので水を得た魚のようになった。だれか本当に水をかけたんじゃないかと思う。感謝しています。
手帳。
来年の手帳やカレンダーがいっせいに売り場に並ぶ季節。嬉しくなる。
昔からずっと暦が好きで、手帳やカレンダーをみるとそれだけでわくわくする。Outlookのスケジュールですらいつまででも眺めていられる。
勤め先用の卓上カレンダーはすでに買った、し、毎年使っている手帳は今週の金曜日に発売されるので、仕事のあとで買いに行く予定にしている。
それなのに。
毎年手帳をどう使っていいのかわからなく、マンスリーのページに歯医者の予約や試験の日程(あれば)なんか形ばかり書き込み、ウィークリーもノートのページもずーっと空白のまま1年が過ぎる。
たまに突然なんらかのメモが書き連ねてあることもあるが9割がた真っ白のまま、開かれもしない。
なんでよ。こんなはずじゃなかった。
わたしは手帳をおもに日常の振り返りに使いたいと考えている。と思う。
そもそもスケジュールが単調だし、仕事は社内で完結している。そのほかに手帳に書くほどのことは特にない。
というわけでChatGPTだよ。
もちろんこれまで何度も相談しているけれどついに閃いたのよわたしは。
「わたしの代わりに書いてみてください」
これよ。
「今週の予定はこうで、こんなふうに過ごしたいと思っています。楽しく過ごしたと仮定してわたしの代わりに書いてみてください」
ChatGPTは親切なので「それでは、楽しく過ごしたという前提で書いてみますね!」とかなんとか言ってわたしの理想の(?)生活を書き出してくれた。
えっ、これでいいじゃん。
この通りに生きればいいんじゃん。
未来だわ…
ChatGPTの提示した内容によると、わたしは試し勤務2週目の日々を緊張しながらも落ち着いて過ごし、仕事後はカフェで一息つき、夜には観たかった映画を鑑賞し、少し疲れは出たものの1週間を無事に終え、金曜日に手帳を買いに行ったようだ。
週のはじめに予定や心がけるべき点を箇条書きにし、日々ポイントを絞って振り返り、週末にまとめをした上で、three good things まで行っている。なんなんだ、有能か。
というわけで(どういうわけだ)先生をお手本にして自分流にアレンジして手帳を書き、よくわからないが深く満足した。なんとなくコツが掴めたような気がする。
年末まで練習すれば新しい手帳になる頃にはひとり立ちできるかもしれない。
あるいはAIに思考を乗っ取られているかもしれない。
もうそうなのかもしれない。