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旅支度中に旅ノートに書く事や、読むものの話【きまま日記38】

こんにちは、にしうらです。
秋に台湾旅行の予定を入れたので、仕事の合間にちまちまと準備を進めています。5年ぶり、2回目の台湾!楽しみだ〜!

旅ノートのロルバーンとトラベラーズノートのパスポートサイズ

今回の旅ノートはロルバーンポケット付メモLサイズのBotanical。沖縄のインテリア、雑貨ショップmoduleとのコラボデザインのものを通販で購入しました。デイゴ、イジュ、サンダンカなど沖縄で見られる草花が描かれたデザインなのですが、台湾でもおなじみの植物なので今回の台湾旅のノートに選びました。

ロルバーンの表紙ってアジアンテイストの柄あまりないですよね。台湾花布の表紙とかあったら絶対かわいいのにな〜。(もし発売されていて自分が知らないだけだったら教えてもらえると嬉しいです)

moduleのコラボロルバーン、Okinawa Animalsの方も購入したので、そっちはいつかの沖縄旅(まだ予定なし)の時に使いたい。
沖縄、数年前に一度旅行で行ったのですが、その時は3月頃でタイミング悪く曇り〜雨続きの天気だったので、また再訪したいな。

と、ロルバーン雑談はここまでにして、ここから本題です。


旅支度中にノートに書いている事

これからの予定が色々書かれているので、今書いているものは見せられないのですが、準備段階で旅ノートに一番書いているのは

・旅先でやりたいこと
・行きたい場所
・食べたいもの

などです。書き方は箇条書きで、思いついたり、情報を見つけた時にどんどん足しています。WISH LISTというやつですかね。
直前に色々調べても絶対に漏れがあるので、特に旅行の予定がなくても本で見たり、ネットで見て気になった場所(自分の場合は美術館や博物館、史跡など)はすぐにGoogleマップにメモをつけて保存。
旅が決まったら、そこから行けそうな範囲をノートに書き出したり、より詳しく調べて情報を書き足したり…。

去年のチェコ旅のノート

画像は去年のチェコ旅のノートより、行きたい場所メモの一部です。
基本的に準備段階では右ページだけに情報を書いて、左ページは旅行中やあとで追記したいことがあった時用にあけています。特に書くことがなくても、チケットやパンフレットの写真を貼ったりするスペースにできます。

あまり綺麗じゃなくてあれですが…人に見せるためのノートじゃなくて、旅を楽しむためのノートなので自分が読めればいいんです。

行きたい場所をチェックするだけならGoogleマップだけでも事足りそうですが、旅先ではスマホが使えない場合もありますし、その場所のなにが見たいか、どうして行きたいのか、などの自分の興味の対象や情報も一元化してパッと見られるようにすると、旅先で余裕があまりない時でも目的を見失うことがないので助かってます。

あとは

・出発までに必ず準備する事

をTODOリストにしてまとめています。これは大体どの旅行でも同じなので前のノートを参考に書き足したり調整したり。
自分はだいたいこんな感じ👇です。

たびレジに渡航予定を登録する
□ パスポートの有効期限確認する、入国に必要なものあれば揃える
□ 旅に必要なもの揃えてパッキングする(持ち物リストは別に作る)
□ 旅行保険入る
□ e-SIM購入して設定までやっておく(現地の空港についたら接続確認)
□ 乗り物のチケット、宿泊予約、保険書類を一通りプリントして持っておく
□ オフラインのマップアプリをDLしておく
□ スマホのデータ整理して容量を空けておく
□ 空港から市内への行き方を確認しておく
□ 出発前日にPCにスマホのデータバックアップしておく
□ 行きの飛行機のWebチェックイン済ませる

あとは行く先によってタスクを追加したりします。(雪の多い地方に冬行くなら「足に合う防寒靴を買って、旅の前に慣らしておく」とか)

他に書くのは、

  • 飛行機の情報(飛行機の発着時間や便名、ターミナルなど)

  • 重要な情報(緊急連絡先、カード会社や保険会社の連絡先など)

  • 持ち物リスト(2wayキャリー、ショルダーなど鞄別にリスト化しておく)

  • 旅の日程表(何日にどこへ宿泊する、などの簡単なスケジュールを宿泊するホテルの情報(予約番号や住所、電話番号など)と合わせて書いておく)

など、緊急時に参照したい情報です。
持ち物リストは緊急時に参照したい情報とはちょっと違うかもしれませんが、リストにして詰めながらチェックすれば忘れ物を防げますし、鞄別にリスト化しておくと「あれどこに入れたっけ?」という時に確認しやすくて便利です。

ちなみに旅の日程はスプレッドシートにまとめて、予定が固まったところでプリントして旅ノートに貼ってます。
こうすると同行する人や、家族にこんな予定で回るよーと連絡先の情報を渡しやすいので。(一人旅の時も、何かあった時のために家族には自分が乗る飛行機、宿泊するホテルや緊急連絡先、加入している旅行保険の情報を一通り伝えています)


こうやって書き出すとなかなか量が多くて大変そうですが、自分はこれらを1〜2ヶ月かけてゆっくり準備していきます(なので1日あたりの旅ノートを書いている時間は15〜20分くらいです。書かない日もあります)。

昔は旅準備は出発前の1〜2週間でわーっとやって出発していたのですが、2019年からちょこちょこ旅に出るようになって、旅準備は期間長めにゆっくり進めた方が旅気分にたくさん浸れていいな…と思うようになったので、このスタイルになりました。

旅の後で思い出をまとめたアルバムみたいな旅ノートを作ろうとすると、情報が多くてどこから手をつけていいかわからなくなりがちなので(自分もそうです)旅の準備段階から、一冊ノートを決めてちまちまと情報を集めていくスタイル、書くのが好きな方にはおすすめです。
旅先の解像度も上がるし、旅がより楽しくなると思います。


旅支度の時に読む・見るもの

旅支度の時に摂取するもので個人的に好きなのは、訪れる旅先を舞台にした小説やエッセイ。写真よりも文章主体の方が、読んであれこれ想像を広げられるので楽しいです。
また、昔の作家の紀行文とか(カレル・チャペックや林芙美子とか)を旅行の前や最中に読んで、現在との違いを感じるのも好きだったりします。

これはあくまで自分の中の話なのですが、旅支度の時にはこれから行く旅先の動画はなるべく見ない(Youtubeなどの動画サイトで旅先の情報収集をしない)という縛りを設けています。なぜなら動画は情報量が多すぎて、行く前に見すぎると「あ、動画で見た景色と一緒だ…」となってしまいそうなので。
実際は動画で事前に見たとしても、現地に行ったらやはり感じるものは違うと思うのですが…せっかく旅に行くなら事前にあまりネタバレせずに、現地で見たり聞いたりする体験を大事にしたいなあと思っています。

なので実は、インスタでもXでもYouTubeでも旅行ジャンルのアカウントはほとんど見ていなかったりします。(よく見ているのは美術館、博物館の公式や自然科学系などのアカウント)

とはいえ、実際に行く前に様子を知りたい(治安の参考のために周囲を見ておきたいとか、住んだり行ったことがある人の意見を聞きたい)という場合には参考に動画を見ることもあります。また、来ていく服装に迷った時は、同じ時期の旅先の街歩き動画で街の人の服装を参考にするために見たりも。(ただ現地の人と旅行者では気温の体感が違うので参考にならないこともしばしばあります笑)
あと旅行ジャンルの方でも、旅に持っていく荷物とかのパッキングの動画は好き。パッキング動画ってなんであんなに楽しいんでしょうね。


おわり

以上、自分が旅支度中に意識している事を書き出してみました。
旅の楽しみ方は100人いたら100通りあるので、旅の支度も参考にするものも旅の記録の仕方も、人それぞれだと思います。
なにか参考になることがあったら嬉しいです。

旅の記録も、自分は紙に文や絵を書くのが好きなのでたまたま旅ノートという形をとっていますが、写真や動画に残して見返すのが好き、という方ももちろんいるでしょうし、形にしなくても、自分の中に「楽しかった!」という気持ちが残ればそれでいいという方もいるでしょう。

以前出した同人誌『旅ノートのススメ』の読者の方が「自分もこういう風にノートを書きたいんですけど、なかなかできなくて…」と話して下さった事があったのですが、時間がとれなかったり文字や絵を書くのが得意ではない方は、旅先のチケットやパンフレットをノートに貼るだけでもいいし、100均のクリアファイルにまとめたり、お土産のお菓子が入っていた空箱に入れておく、とかでも立派な旅の記録になると思います。
(今思いつきで書いたけど、旅先で手に入れた箱に旅の思い出まとめるって最高に素敵では…?自分宛のタイムカプセルみたい!収納が大変そうですけど…)
自分に合った形で、旅の支度や記録も楽しみたいですね。


あ、ここまで書いたのは海外旅行の話で、国内旅行の時はもうちょっと準備緩めだったり、そもそも旅ノート作らずにメモとペンだけ持って行ってすます時もあります。
何も考えずにゆっくり温泉に浸かって美味しいもの食べる旅とかも最高ですよね…!

それでは、また次の更新で。

2024.09.16

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実際に使っている旅ノートの様子は👇こちらの記事で見れます。まだ読んでいない方はよければどうぞ。

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