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認知症の探りかた【初心者向け】

こんにちは、前回認知症と物忘れの違いについて書いてみました。気になる方はそちらの方の記事も読んでから今回の記事を見ていただくと、よりわかりやすくなると思います。

本題ですが、日常会話の中で、わざと「今日って何月何日だっけ?」と聞いたり、「今日何曜日だっけ」、と聞いてみてください。答えられなかったり、違う答えが返ってきたら認知症の症状を疑いましょう。時計の文字盤も書けなくなるので、一緒にゲーム感覚で書いてみようと誘ってみるのも良い方法です。私の経験上、時計の文字盤を書いてもらうと、文字盤から数字がはみ出たり、数字の位置が入り乱れたりと、ピカソの絵のような時計が誕生します。認知症のない人が見ると、明らかに違いがわかるので、すぐに見分けがつくと思います。

専門的な物だと「長谷川式簡易スケール」を日常会話に応用して話していくことで、認知症の度合を数値化し、どの程度の症状かを簡単に計ることができます。ネットを検索するとたくさん出てきますので興味のある方は調べてみて下さい。心理ゲームのように数人で行うと、盛り上がったりすることもあります。

認知症の方は自分が認知症であることに気づけない事がほとんどです。前回も話した通り、一部の記憶が抜け落ちるために、最近のことを思い出せなかったりが多くなってきます。なので、周りの人が気づいてあげることが早期発見につながります。

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