筋トレでは体脂肪は減らない?
こんにちは!
「理学療法士トレーナー」の熊田純一郎(くまだじゅんいちろう)です。
今回は、「筋トレで体脂肪は減るのか」についてです。
結論から言うと、
『筋トレで脂肪は減らないけど、筋トレをすると脂肪が減りやすい身体になります』。
まず、
脂肪をエネルギー源として代謝するためには、「酸素」が必要なので
『有酸素運動』をする必要があります。
つまり、
筋トレは『無酸素運動』なので脂肪をエネルギーとしては使いにくいです。
しかし、
普通に生活している際も、
体温を維持するための熱生産によっても脂肪は代謝されています。
身体の主な熱源は『内蔵(肝臓)』と『筋肉』なので、
筋量が多く、熱の発散の良い人は、
脂肪がつきにくい身体という事になります。
つまり、
筋トレ中は脂肪は減らないけど、
筋トレをすることで熱生産が上がり、脂肪が減りやすい身体になります。
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▼筋肉の熱生産を上げるには
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熱の発散を良くするためには、
速筋繊維に存在する「UCP-3」が多いほうが良いので、
普通の生活の中で効率よく脂肪燃焼をさせたいのなら、
有酸素運動よりは無酸素運動で「速筋繊維」を鍛えたほうが良いです。
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▼有酸素運動で速筋繊維のCUP-3が減る?
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速筋繊維に存在する「CPU-3」ですが、
これは、「有酸素運動」を長期間継続すると減ってしまいます。
つまり、
有酸素運動は運動中に体脂肪を減らすという考えでは効果的ですが、
「CPU-3」を増やすことで、熱生産を上げて、普段の生活の中で脂肪を燃焼させるという考えからすれば、
逆に脂肪を蓄積しやすい身体になってしまうかもしれません。
まとめると、
短期的に脂肪を減らしたいのであれば有酸素運動のほうが効率が良いですが、リバウンドもしやすいです。
長期的に脂肪を減らしたいのであれば、減るスピードは遅いかもしれませんが、筋トレのほうがリバウンドせずに脂肪が減りやすい身体になります。
つまり、
長期的に見れば筋トレがお勧めです。
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