マシントレーニングでは背中は大きくならない。背中を鍛える方法とは。
こんにちは!
【一生歩けるカラダづくりの専門家】熊田純一郎(くまだじゅんいちろう)です。
今回は「背中を大きくするためのポイント」についてです。
まず、「ラットプルダウン」や「ローイング系」
の種目だけをやっても、
背中の筋肉は大きくなりにくいです。
背中の筋肉(広背筋、僧帽筋)を大きくするのに、
特に大事なのは、身体の中心にある『脊柱起立筋』です。
つまり、
身体の芯が安定していることがポイントです。
「脊柱起立筋」は「広背筋」や「僧帽筋」の内側についている筋肉なので、
ここがしっかりすることで、
その周りにある筋肉は、より大きな力を発揮することができます。
つまり、脊柱起立筋が安定していれば、広背筋や、僧帽筋が発達しやすくなります。
ちなみに、
脊柱起立筋とは正式にはそのような名前の筋肉はなくて、
棘筋、最長筋、腸肋筋と言う3つの筋肉で構成された筋肉です。
そして、これらの筋肉を安定させるためにおススメのトレーニングは、
「バードドック系」と「デットリフト」です。
まず、「デットリフト」の前に準備運動として、
「バードドック」で脊柱をニュートラルポジションでコントロールする練習をしましょう。
そして、次にデットリフトで脊柱起立筋を強化することができれば、
体の芯のコントロールと安定を手に入れることができます。
このような種目で体の芯を安定させずに、
「マシントレーニング」で「ラットプルダウン」や「ローイング系」の種目を、一生懸命やったとしても、
脊柱はグラグラした状態なので、広背筋や僧帽筋は効率よく力を発揮することはできません。
なので、
背中を効率よく大きくするためには、
脊柱起立筋の『コントロール』と『強化』が重要になります。
コントロールの部分は、
鏡を見ながら背骨がまっすぐの状態でコントロールできているのか確認しながらやってみると良いです。
そして、
自分のイメージ通りに脊柱をコントロールできるようになったら、
デットリフトで筋力強化をしていきましょう。
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