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江國香織『冷静と情熱のあいだ』について-「居場所」の存在
こんばんは🌱
みなさんは本を読む時に何かこだわりとかありますか?
わたしは、小説を読んで素敵だなと思う文章を見つけたら手帳にメモするようにしています。たまに読み返して胸が温かくなったり、大切なことを改めて思い出してハッとしたり。
そのメモの中にある言葉を今回は考察していこうと思います。小説全体を通した考察ではありませんが、楽しんでいただけたら嬉しいです。ネタバレ無しなので、こちらの作品を読んだこ
SEKAI NO OWARIの『最高到達点』について-ポジティブとネガティブは表裏一体
こんばんは🌱
今回はSEKAI NO OWARIの「最高到達点」の歌詞を読んでいきます。こちら、アニメ「ONE PIECE」の主題歌です。日本が世界に誇るアニメの主題歌を手掛けるなんて、、感無量です。
1番A・Bメロ
つい先日「日曜日の初耳学」でセカオワ回が放送されました。その中で「弱さ」という一見ネガティブなものがポジティブなものとし歌われている、と林先生が解説されていて、うおおおさすが現
SEKAI NO OWARIの『ユートピア』について-有るものに目を向けられる幸せ
こんばんは🌱
本日はSEKAI NO OWARIの「ユートピア」の歌詞を読んでいこうと思います。3/13に発売されたアルバム「Nautilus」に収録された新曲です。今回のアルバムは収録された12曲のうち10曲はタイアップ曲、1曲は過去のシングル「Habit」のカップリング曲(「Eve」)なので、割と馴染みのある曲が多かったのですが、ユートピアだけはこのアルバムではじめましてでした。この曲につい
SEKAI NO OWARIの『デッドエンド』について-逆向きに走ることで見えるもの
こんばんは🌱
今回はSEKAI NOOWARIのデッドエンドの歌詞を読んでいきます。この曲は富士急ハイランドのZOKKONというジェットコースターのタイアップ曲となっております。途中で線路が切り替わることで走るコースが変化したり、線路が途中でぶった切られて逆走するというなんとも不思議な構造のジェットコースターです。実はわたし、半年前に乗車しました(えっ、もうあれから半年も経ったの、、、?)。記憶
SEKAI NO OWARIの『Missing』について-音と愛で世界を巡る
こんばんは🌱
今回はSEKAI NO OWARIのMissingという曲を考察していきます。この曲は2019年にリリースされたLIPというアルバムに収録されています。セカオワの曲には1冊の絵本を読んだような気持ちになる、ストーリー性のある曲が多いのですが、このMissingもその1つです。この曲を自分なりに解釈したとき、哀しくて温かい気持ちになりました。では歌詞を読んでいきましょう。
1番A~
SEKAI NO OWARIの『深海魚』について-変わらないために変わり続ける(パート2)
こんばんは🌱
セカオワの深海魚を考察するパート2です。半分は過ぎてるのですが長くなりそうですねえ。早速書いていきます。
Cメロ
この部分、暗闇に1人でぽつんと佇んでいるようにFukaseさんが歌ってるんです。浅い海辺で苦しい思いをしながら無理して生きていたあの頃を思い出しているようでグッとくるものがあります。深海より、周りの生物が生きやすそうにしている浅い海域のほうが明るさとしては明るいけど
SEKAI NO OWARIの『深海魚』について-逃げる勇気(パート1)
こんばんは🌱
発売されたばかりのアルバムに収録された新曲から「深海魚」に焦点を当ててみることにしました。この曲は亀梨和也さん主演の映画「怪物の木こり」の主題歌です。セカオワが主題歌だということで興味はあったのですが、わたしの苦手なジャンル(血とか殺人とか刃物とか)であったため観に行けませんでした。この曲がどんな風に映画にマッチしているのか知りたいものです。しかし映画を観なくても、この楽曲自体が持
SEKAI NO OWARIの『Eve』について-淘汰される幸せの裏側
こんばんは🌱
本日SEKAI NO OWARIのアルバム「Nautilus」がリリースされました。ちょっと歌詞を読んだだけでいろんなことが頭を駆け巡り、「この曲だけじゃない、あの曲もあの歌詞も、なんなら映画も小説も考察したいものがある!」と思いつき、急遽noteを登録しました。というわけで、こちら初投稿です。どうぞよろしくお願いいたします。
わたしがいちばん考察したくてたまらないと思っていた、S