☆ 泣くのは赤ちゃんの仕事? ★
コロナの時期になる前に乗った、飛行機の中で感じたこと。
飛行機の中で赤ちゃんが泣いていた。
「泣くのも赤ちゃんの仕事だから、いいのよ」
...
え?
いやいや、そもそも仕事って泣くようなもんなの?
「すぐに涙を流すことができる」という天才子役は別として、
少なくとも赤ちゃんは不快さを伝えてるんでしょ?
泣くという行為によって。
なのに、さも「仕事は嫌なもの」っていう受け取り方もできる言い方じゃないか、それは。
「仕事がたのしい!」って感じて仕事をしている人だって、いるでしょ。
だから「泣くのも赤ちゃんの仕事だから」という言い方は、なんか違和感がある。
言うんであれば、
「不快なものはしょうがないわよね。」
または、怒鳴っている人に向かって、
「あなただって怒鳴って、自分がいま抱えている不快さを周りにまき散らしてるじゃない。赤ちゃんと一緒よ。ほら、みんな人間。あなたも私も赤ちゃんも。みんな似たもん同士ね。ほら、素敵な考え♡」
っていうほうがしっくりくる。
あっ。
これ実際は、怒鳴ってる人なんて一人もいなくて、
『もしも誰かが怒鳴って、その人に注意してるおばさんがいたら』
っていう空想を
赤ちゃんの泣き声を聞きながら考えていた、
ただの変人の独り言でした。。
ps.
「仕事は大変なもの。楽しい仕事なんてない。」
こう聞かされて育った子供は、
そう思って大人になるのかもな。
そして、そんな考え方を持っている親は、
自分も同じように自分の親から受け取ったものなのかも。
感じ方と同じく、
思考も人から人へ、伝染する。
[ 完読.ありがとうございました ☆★ ]
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