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満たされないのは、欲と執着のせい。まずは自分の気持ちを自覚する(ヨガ哲学はじめました)

ヨガを始めたよー!!!
なんだかんだ興味はあったもののYouTubeで検索してちょこっとやる程度だったけど、ピンとくるオンラインの先生を見つけて月額で申し込んじゃいました。

当たり前だけど、YouTubeで手軽に気楽にやるのとは全然違う〜!!めちゃくちゃいいです。

ヨガというとあの柔軟性の高いポーズたちが思い浮かぶよね。大体の人はそうだと思う。
だけど、ヨガって身体だけじゃなくてメンタルに(も)良いってよく聞く。よね。
それは瞑想とか、集中することとかを含めた話だろうと勝手に思っていたけれど、実はそうじゃなくて、

ヨガってエクササイズじゃなくて、哲学なんだよ!!!
ただアーサナ(ポーズ)をするだけならそれはヨガじゃなくてエクササイズなんだと。

だから、自分のメンタルケアも兼ねて、なんかコミュニティに入ったり学んだりしたいな・・・
と求めていたわたしにとって、ヨガ哲学も含めたレッスンをしているその先生がぴったりだったのです。

わたしは自分の親友にもヨガの先生やってる子がいて、その子にもずっとヨガはメンタルに良いからおすすめって言われ続けていたんだけど、正直いまいちどう良いのか理解できてなかった。
それが今回、「ヨガとはポーズではなくヨガ哲学(意訳)」というところに出会って、腑に落ちたというか。

レッスンしてくれている先生も元は自己否定しがち、陽気なタイプじゃなく悩み事も多かったらしいんだけど、ヨガ哲学に出会って前向きに生きられるようになった人生変わったと言っていたからさ。
いろんなことを自己流でやってきたけどどうしてもどっかでネガティブ感情が引っかかってて消えない自分も、なんか、変われるきっかけがあるかなぁって。

ヨガ哲学にはまったく馴染みがなかったので、一体なんぞやとKindle Unlimited 対象の本があったので一読してみました。

「生きるのが楽になる インドの古典ヨガ哲学」

ヨガ哲学ってかなり奥深くて複雑でもあり、初心者にはなかなか難しい・・・と思うんだけど、この本は分かりやすく説明してくれてました。

・ヨガとは自分を知ること
・ヨガの目的は幸せになることではなく、すでに幸せな自分に気がつくこと

などなど基本的なところから、因果応報や輪廻転生にまつわる話までいろんな項目があったけど、特にわたしに必要だと思った部分を残しておこう。

ある女性は、学生時代にはお金が無くて節約生活をしていたので、社会人になったら美味しいレストランに行けるようになりたいと切望していました。
社会人になって自分のお金で食事に行けるようになりましたが、嬉しかったのは最初の数カ月飲み。外食が続いて体重が増えたことが今度は不満となります。
スポーツジムに通い一生懸命ボディメイクをしました。今度は、せっかく痩せても多忙になり過ぎてお洒落をして出かける時間がなく、新しいフラストレーションが溜まります。

生きるのが楽になる インドの古典ヨガ哲学

これ読んだとき、わたしじゃん・・・と思った。
内容は違えど、次々と理想と不満が出てくる。いつも夢や目標があると言えば聞こえはいいけど、それは飢餓感・欠乏感からくるものも多かった。
そこがわたしが自分ともう少し深く向き合わなければいけないところだと思う。
この本によると、真面目で努力家の人ほど、足りないことに意識が向くんだとか・・・。

良いことがあれば嬉しいと感じ、悲しいことに胸を痛めることは、私たちの心の正常な働きです。しかし、嬉しいことに必要以上に執着や依存をせず、悲しいことがあってもその感情に支配されないことが大切です。

生きるのが楽になる インドの古典ヨガ哲学

これ、これね。これの鍛錬をしていくことが大事なんだろうな。
そしてこれは、ヨガやヨガ哲学をやっていく中で身につけられる、という希望が今は、見えているかな。
自分の外見や持ち物に過剰に一喜一憂せずに、自分そのものに安定を感じていれば、いつも平穏でいられる。というようなことが解説されていました。

・〇〇できるようになりたい。という欲や執着が自分を苦しめる。
・欲を満たすことは一時的な快楽であり、本質的な幸せにはつながらない。

これらを理解して、自分に落とし込んでいくことが、今後のわたしの課題です。
ヨガ関連の他の本も読んでみよーっと。

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